暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

みなさん、さようなら。 The Barbarian Invasions(Les Invasions barbares)

2018年05月06日 21時10分54秒 | 洋画>★★
2003年/カナダ・仏/ドゥニ・アルカン監督/ステファン・ルソー レミー・ジラール ドロテ・ベリーマン マリナ・ハンズ マリ=ジョゼ・クローズ ジョアンヌ=マリー・トランブレー
2018年3月18日 TOKYO MXキネマ麹町〔いいじゃない“アイ”について考えてみても。〕

【あらすじ】
モントリオールの実家から、父レミ(ジラール)入院の報を受けたロンドン証券マンのセバスチャン(ルソー)。父とは折り合いが悪かったが、癌でもう余命もないことを知った彼は、カネをじゃぶじゃぶ注いで父の最期をサポートすることにした。特別病室を作らせ、愛人や友人を呼び、ヘロインを使って緩和ケア。購入には、愛人の娘で幼馴染のナタリー(クローズ)をツテに使った。湖が好きだと聞けばピエールさんから別荘を借り、そこで最期を迎えられるようお膳立てする。父と子は和解した。

安楽死がいいか悪いかは議論の分かれるところだが、どうせ長くないならこういう死に方もいいかもしれないと思わせてしまう作品。
女癖が悪くて社会主義者、家族にとってはあまり良き父ではないように見えるレミだが、死ぬとなれば友人知人愛人までもが見舞いに来る。果たして自分が同じ状況になった時、どれくらいの人が見舞いにきてくれるだろうかと不安にもなるが、誰にも看取られずぽっくり逝くのが一番いいかなとも思うぼっち気質なのでありました。ほら、猫は死ぬとき黙っていなくなるじゃない。
主演(と思われる)ステファン・ルソーが、ディーン・フジオカに見えてしょうがなかったり。

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