お昼頃、 通りすがりのおばあちゃんが誰かに話しかけている。 「寒うなったですねぇ」 私しかいないけど…
ゴロゴロとバックを引きながら道の真ん中を歩いてる。 車が来ました。 「危なかですよ」 よけた…。
「今から山にミカンのなっとか見に行くとですよ」 「寒かけん気をつけて行かんばですよ」 「ありがとねぇ」
振り返りながらお見送り。 何べん考えても初対面の方のような気が…。 こんな時があってもいいかぁ。
夕方、 道に立っていたら…。 見たようなおばあちゃんが道の真ん中あたりを歩いてきます。 あれれ???
なんとさっきのおばあちゃん 不思議なことにかっらぽのようだったバックがパ~ンと膨らんでいます。
「ミカンばもろたとよ。 もっていけて言わしてね」 「あらぁ、 よかったね。 重たかろ、 気をつけてね」
「ありがとね」 と言いつつ、 おばあちゃんがバックの中からミカンを一つ取り出して、 「食べんね」
おばあちゃんはニコニコ 「ありがとございます」 私の手には甘いミカンがのっかていました。
「重たかけん、 気をつけて行かんばですよ」 「ありがとねぇ、 せっかくくれらしたけんねぇ」 ゴロゴロ・・・。
あれは5キロはあるなぁ、 おばあちゃんは元気にゴロゴロ ゴロゴロと バックを引いて去っていきました。
何のことはない、 ささやかな日常のフタコマでした <おわり>
注: 登場人物は私の理想のたれ目ちゃんです。 ほぼ別人になっちゃいましたけど…
ゴロゴロとバックを引きながら道の真ん中を歩いてる。 車が来ました。 「危なかですよ」 よけた…。
「今から山にミカンのなっとか見に行くとですよ」 「寒かけん気をつけて行かんばですよ」 「ありがとねぇ」
振り返りながらお見送り。 何べん考えても初対面の方のような気が…。 こんな時があってもいいかぁ。
夕方、 道に立っていたら…。 見たようなおばあちゃんが道の真ん中あたりを歩いてきます。 あれれ???
なんとさっきのおばあちゃん 不思議なことにかっらぽのようだったバックがパ~ンと膨らんでいます。
「ミカンばもろたとよ。 もっていけて言わしてね」 「あらぁ、 よかったね。 重たかろ、 気をつけてね」
「ありがとね」 と言いつつ、 おばあちゃんがバックの中からミカンを一つ取り出して、 「食べんね」
おばあちゃんはニコニコ 「ありがとございます」 私の手には甘いミカンがのっかていました。
「重たかけん、 気をつけて行かんばですよ」 「ありがとねぇ、 せっかくくれらしたけんねぇ」 ゴロゴロ・・・。
あれは5キロはあるなぁ、 おばあちゃんは元気にゴロゴロ ゴロゴロと バックを引いて去っていきました。
何のことはない、 ささやかな日常のフタコマでした <おわり>
注: 登場人物は私の理想のたれ目ちゃんです。 ほぼ別人になっちゃいましたけど…