生活保護とスエット

2018-01-30 00:55:21 | Weblog
この前ここで隣の生活保護について触れたばかりだが、
そいつが救急車で運ばれていった

救急車のサイレンが近づいてきて音が止まったので、
近くかなと思った瞬間、隣が騒がしくなった
ドアが開いてヘルパーと思しき女性が出てきて、
救急隊員を誘導していた

やり取りを聞いた限りでは急に気分が悪くなったようだ
それでドアの穴から覗いたら担架に乗せられて運ばれていった
しばらくは戻ってこない感じだが、
医療費もタダなんだろうなと思うと少し羨ましい

不謹慎だが気分が悪くなったらすぐに救急車を呼べるわけである
こっちは後々の出費のことを考えて気軽には呼べない
俺もここに越して来てすぐに人生初の救急車を呼んだが、
検査して1晩入院して5万ぐらい請求された記憶がある

そういう意味では生活保護は実は勝ち組説というのも納得である
俺は日々ストレスを抱えながら社畜として働いてるが、
隣で悠々自適の生活を見せつけられるというのは、
精神的にはよろしくない

もちろんそんな境遇に陥ったのは自業自得なんだが、
日々色んな事を我慢して頑張って働いてる奴が、
心身ともに追い込まれ、
万歳した奴が楽勝人生というのも何とも不条理な世の中である

もう片方の女性は1番寒い朝6時過ぎに部屋を出ていく
俺はほぼ毎日0時近くに帰宅だ
その一方でそいつはノーストレスで快適なナマポ生活である
本当に真面目に働くのはきつい環境である

最近生活保護に対して風当たりが強くなってるが、
情報として聞いてる分にはまだいいが、
実際隣でリアルに見てると精神的にはきついわけである
それでもこっちは働かざるを得ない
自殺できない以上生きていくしかないのである

これを生活保護の人が読んだら、
そんな気楽なもんちゃうわと怒るかもしれないが、
ほとんどの人はそう感じてるのではなかろうか
少なくとも年収200万以下の負け組と呼ばれる層は、
生活保護を敵視してる可能性が高いような気がする

もちろん生活保護受給者が視界に入ってる時点で負けなんだが、
何とも複雑な気持ちになってしまうのは仕方ないだろう
生活保護がライバルになる人生を送った自分が悪いのだが・・・


さてスエットの下のゴムが伸び切った
完全にゴムが死んだ感じである
このように1ミリも縮まず伸び切ったままである



何年前に買ったのか覚えてないが、
当初は腹を締め付けられる感じが嫌だったので、
このように椅子に被せて伸ばしてたのがやり過ぎだったようだ



それでも俺はすぐに買うという行動には出ない
中に紐を通せればそれを縛ってOKなんだが、
紐もないし穴がふさがってる状態である

そこで前方に伸ばして丸めて中に押し込んで落ちないようにした
寝るときは締める必要はないんで、
起きてるときだけ落ちなければいいわけだ





しかしさすがにこれは無理があった
当然だがちょっと動くとすぐに落ちてきてしまうのである
それでもすぐに絞め直すということを繰り返していたが、
もうどうにも精神的に限界になった

そこでディスカウントショップにスエットを買いに行った
しかし1番安くても上下で1000円する
上もボロボロだが機能的には問題ない
しかし下だけというのは見当たらない

この際上下を買うしかないかと観念しかけたとき、
下だけが裸で吊るされた状態で売られていた
税込み600円ぐらいだった
だったらいっそ上下でいいじゃんと言われそうだが、
やはり上はまだ着れるので抵抗があり、それを購入した

憧れのずり落ちないスエット下である
落ちないことがこんなに快適だったとはって感じである
ただ買ったばかりなので締め付けがけっこうきつい

ただ無理に広げるとまた同じ事になりそうだ
そこでゴムの部分を腹ではなく腰に持ってきて、
腰パンのような状態で穿くことにした



ちなみに上と同じグレーもあったんだが、
少しでも汚れが目立たないように濃いグレーにした
別に誰かに見られるわけじゃないんだが、
瞬間的に濃いほうを選んだ
とりあえず腰パンで時間とともに、
適度に緩くなってくれればOKである

落ちないスエットで久しぶりに快適な部屋生活が戻ってきて、
幸せを感じてる54歳である
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