少年の日々

はじめて考えるときのように

サマーウォーズ by細田守

2010年05月23日 | Weblog

GR DIGITAL III


駅中のレンタルショップ(TSUTAYAではない)に行くと、

いつも貸出中で諦めかけていた

サマーウォーズ

を、本日、やっと観た。


すごい、これはすごい。


現実と仮想、ハイテクとローテクの呼応が

当たり前の世界がそこには広がっている。


ちょっとだけ、時間軸をずらして考えると、

例えばサマーウォーズが描く世界観が

すでに実現している時代に見ると、

ただのサスペンス映画となる。


つまり、話自体はベタだ。

登場人物の幅もストーリー上、

限られている。


しかし、今、この時代に見るからこそ、

細田守が描く世界観に価値がある。

すごく価値がある。


これから世界が進み、

日本の光の道構想が実現し、

web環境が整えば、現実と仮想がどんどん近づく。


って考えていると、おっと、

手塚治虫のムーピーゲームが頭に浮かんだ。


現実の自分と、仮想の自分。

心地がよい世界に居たいと思う人間が

どんどん増えてくるだろう。


まあ、とにかく面白い映画でした。


GR DIGITAL III

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