ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

「十五の夏 上巻」を読んでいる。

2018-08-25 22:43:24 | 映画 ドラマ 観劇 展覧会 読書
昨日から、佐藤優 著「十五の夏 上巻」を読んでいる。

かなり前に、新聞の読書欄に載っていて、図書館に予約したようだ。
予約したことも忘れてた。上下巻あることすら気づいてなかった。
上巻だけで3cmの厚さがある。
合計6cmか!

今のねこ吉に、そんな分厚い本を読む根気があるだろうか・・・。(内容の理解は別である。)


何を思って予約したんだろう・・・。

佐藤優」をねこ吉が知ったのは、鈴木宗男?がマスコミを賑わせていた頃かも知れない。
眼光鋭い、一度見たら忘れない顔。そんな男性だった。

彼は十五歳の夏休みに、YSトラベルという所でチケットをとってもらったり、アドバイスを受けたりして、主にソ連、東欧を一人で旅をした。

浦和高校という超難関高校に入学したご褒美に、ご両親が費用を出してくれたんだって!

ねこ吉はただただ感心した。15歳の佐藤優君?も凄いがご両親も凄い。
「可愛い子には旅をさせよ」とは言うけれど、当時のソ連、東欧に一人旅を許すなんて、勇気のあるご両親だと思う。
インターネットやLINEで、遠く離れていても連絡を取ることが出来る現在でも、海外に行って事件に巻き込まれることもあるんだから。


何が凄いって、15歳で、自分が何に興味があるか判ってることが凄い。
ねこ吉が高校1年生の時は、全く何も考えてなかったし、興味のあることなんてなかった。
勉強もせずに漫画を読んでいた。
娘が高校1年生の時は、確かL'Arc〜en〜Cielとかに嵌り、ライブに行っていた。
息子が高校1年生の時は、三国志、封神演義を読み、ゲームをしていた。



まだ、初めしか読んでないけど、彼が慎重で利発な事はよくわかるけど、「求めよ、さらば与えられん。」
今のところ、色々な人に出会い、助けられ旅をしている。

彼は、南周りのエジプト航空に乗って出発する。
各駅停車のような機内の様子が、ねこ吉には懐かしかった。

ねこ吉は、1976年2月、知り合いが添乗員をしているツアーでキャンセルが出て、ローマ、パリ、アムステルダムにKLMで駆け足旅行をした。

突然のせいもあって、何の下調べもせず、20人ぐらいのツアーの一員になった。
往きはKLMの南回り、香港、バンコク、デリー、ドバイ、アテネで降りた。(南回りの飛行機なんて今はない。

セーター、コートを着て、バンコクの飛行場に下りたときは暑かった。
機内食が5回ぐらい出て、ブロイラーになってみたいで食べられなかった。
ドバイの空港でトイレに入ったら、出口でおばあさんにお金を払った。

アテネで降りて、ローマに行く飛行機を待つ間にパルテノン神殿に行った。
何故か大雪が降って、パルテノンの丘は吹雪いてた。地面がツルツルでかかとの高いブーツを履いていたねこ吉は転んだ。

雪のため、ローマ行きの飛行機が遅れ、飛行場で長く待たされた。
全て添乗員まかせのツアーでも大変だった。
あまりいい思い出はない。

15歳の佐藤少年が、いくら利発だ言っても英語以外の言語は判らなかったようだし、これからどんな旅をするんだろう・・・。
とりあえず、ねこ吉は返却日までに何処まで読めるか判らないけど、今は、「ヒェ~!」と叫びながら読んでいる。




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