猫の不妊手術推進の会

猫の過剰繁殖を防ぎ、人と動物が共生できる社会を目指して富山県で活動している団体です。

こわい猫風邪

2012-06-29 23:14:59 | E子の報告
7月7日(土)8日(日)は当会事務所にて不妊手術が行われます。
 
 
T市のAさんはこの1年、自宅付近にいる野良猫の不妊手術に取り組まれ、8匹の猫の手術に成功しています。
 
現在、あと1匹の雌猫を残すのみとなっているのですが、この猫は非常に警戒心が強く、
他の猫たちがエサを食べ始めないとエサに近寄ろうとしません。
 
いつも他の手術済み猫に混ざってエサを食べるので、この子だけを捕獲することはとても難しい状態です。
 
この雌猫の捕獲は、最後の手段として、エサで部屋の中に誘い込む方法をとることにしました。
他の手術済み猫たちと一緒に全頭部屋に入れて閉め切り、捕獲する予定です。
 
7月に手術を受けさせることができるよう、Aさんも頑張っています。
 
 
 
今まで捕獲できずにいたこの雌猫は、この春出産してしまいました。
そして先日、この雌猫が産んだと思われる仔猫1匹を10日前に保護したという話しをAさんから聞きました。
仔猫は衰弱した状態で目ヤニと鼻水がひどかったそうです。
 
Aさんは10日間毎日目と鼻を拭き、ミルクを与えていたそうですが、状態を聞くとかなり重い症状でした。
 
Aさんは仔猫がミルクを飲むようになったことで安心していたようですが、
ウィルスは栄養を摂れば治るというものではありません。
 
 
すぐに病院で診てもらったところ、ウィルス性鼻気管炎でした。いわゆる猫風邪です。
母猫から育児放棄されたと思われるこの仔猫は免疫力が低い上に、
長い間ウィルスに侵されていた為、目の完治は難しいとの診断でした。
 
目薬と抗生剤投与により現在症状は緩和されていますが、目はうっすらとしか見えていないようです。
 
 
 
 
風邪の症状が見られたら、ひどくなる前に診察してもらいましょう。
症状が重くなれば治療も難しくなります。また、他のウィルスと複合感染する恐れもあります。
 
 
ウィルス感染症はワクチン接種で予防できます。
ワクチンにより免疫抗体を作っておくことで病気に感染せず、もし感染しても症状は軽く済みます。
 
 
通常、野良猫にワクチンを接種することはできないので、外には感染源となるウィルスが多く存在します。
 
完全室内飼いの猫であっても、飼い主が靴や衣類につけて持ち帰ったウィルスで発病することもあるので、
飼い猫には毎年のワクチン接種をお願いします。
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