いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
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代表と二重国籍。 representive and dual nationality

2016-09-15 19:42:36 | 日記
 (1)民進党代表選で蓮舫代表候補の二重国籍(dual nationality)問題が終盤を騒がせた。本日の投開票結果、蓮舫さんは1回目で過半数を獲得して民進党代表に選ばれた。

 騒がせているのは蓮舫さんの説明が一貫せずに何がどうなのかはっきりしなかったことだ。両親の国籍にからんで日本と台湾の両国籍を有して、国会議員になる前に台湾籍は除籍手続きを済ましたとしていたものが、そうではなくて両国籍のままであったというのが顚末(てんまつ)のようだ。

 (2)グローバル時代、社会で外国の多くは(ほとんどが)多民族国家で二重国籍はそれぞれの国の法律にもとづいて使い分けてごく普通の時代になっており、両親のそれぞれの国にあわせてそれぞれの国籍を使い分ける人も当然ある。

 そういう時代、社会の流れの中でいまさら二重国籍問題もないものだが社会に対しては改革、刷新を強く求める政治だが、もっとも改革、刷新が遅れて平然と旧態然としたままなのがその政治の世界だ。

 (3)外国に多い多民族移入国家と違って、狭い島国日本は多民族国家ではなくて日本で生まれ育った国民で構成される単一国家で、政治の世界では長らく外国籍住民は排除されてきた。

 ようやく近年では仕事などで長らく日本に滞在する外国人にも参政権を容認する改革はみられるが、いまだに外国籍の政治参画には外国の利益を代表、保障する危惧、阻止、国家機密保護の視点からまだ規制はある。

 (4)そういう中での蓮舫代表の二重国籍問題だった。蓮舫代表も事実関係を確認して対応すべきであったが、パラドックス(paradox)としてグローバル時代、社会の二重国籍問題としてさして問題視していなかったのか、しかし古い体質のままの政治の世界ではこれが異常な関心を呼んで波乱を巻き起こすことになった。

 おまけに本人の記憶違いなのか確認不足なのか蓮舫代表の発言がはっきりしない間に代表選の党員、サポーターの郵送投票が締め切られた後とあって、他候補陣営関係者から批判、反発が強まった。

 (5)ことは二重国籍問題よりも事実をていねいに説明しなかった、あいまいのまま遅れた蓮舫代表の対応責任が代表にふさわしいのかの資質の問題の方だ。
 二重国籍の手続き論からいえば不備はあったのだろうが(本人も認めて早速、台湾籍除籍の手続きを行ったー報道)、すでに国会議員として何期も国政選挙で国民から選ばれている議員が特に国籍までも示して選挙に臨むわけでもなくて、所定の経歴表明で日本国籍であることはあきらかであり、特に台湾籍を隠蔽したわけでもなければ問題視することでもない。

 (6)専門家が言うように、それも含めて有権者が判断すればいいことだ。核心的問題は本日、蓮舫さんが民進党代表に選出されたが、代表選中は安倍政権に対抗する政策論争もなく政策政党を目指す姿勢は見られなかったことだ。

 安倍内閣支持率が50%後半を示す中で、民進党の存在感(reason for being)をどう示すのか力量が問われる。
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