怒り 映画そのいち

2016-11-14 | 映画

で、今度は爆睡した映画を、ひとりで観直した。


ここで何度か映画と原作という一般論的な違いを話した気がするけど

この映画もなんだかな~、大変ですよ。
本のはある程度、活字で説明できるんよね。
形に現れない『気持ち』も、活字媒体に記録でき、人に「説明」出来得る
本では『ガーン』とか『気持ちいい』なんて言葉で重ねては説明できても・・・

映像では役者さんに表現してもらって、かつまた人にどう伝わるか勝負、って世界
そんなん無理やん、無謀でしょ

更に、本ではエピソードなり増やせば増やしただけ本のページ数が増えて
そこにどんな障害があるか素人には解らないけど、まぁ無理はきくのでは?
ところが映画では、一作2時間っていちおうの縛りがある
とらさんは90分平均だし、これは家族連れ意識した映画会社の方針だと思う

それ以上になると、連続TVドラマ仕立てになるし
ドラマ仕立てになると、一作一作に起承転結仕立てのメリハリつけないと、って制約あるだろうし

この作品は142分、一気呵成に観せるには限界時間
(恥ずかしながら途中トイレに行ってしまった)

その限界時間のなかで、よくもまぁ『ここまで絞るまで絞り切った』って作品でした
ああこの登場人物切ったのね、ああこのエピソードもないのね

でも・・・本当に必要最低限に

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