金沢金魚館
2015-11-25 | 本
『金沢金魚館』 みゆ (集英社オレンジ文庫)
石川県出身者の「みゆ」さんの作品ということで、書店の平台に並んでいたので応援!って感じで購入。
したけど、・・・
外れ!とは言わないけどイマイチおじさんはついていけなかった。
まず、登場人物の名前
『東野花純』 ひがしのかすみ
『古井戸薄荷』 ふるいどはっか
『別流瀬隆治』 べるせたかはる
『土間日鞠』 どまひまり
『小修丸雪継』 こしゅうまるゆきつぐ
『古井戸月下』 ふるいどげっか
花純ちゃんはまだいいけど、「薄荷」「別流瀬」は・・・
まぁ、記号として読み続けるけど文中に「薄荷」「別流瀬」が出てくるたびに違和感を感じながら読むの辛いよ、おじさんには
金沢弁もなにかイマイチ違和感。
ここは難しいと思う、生粋の金沢弁になるといちいち説明が必要になるし
ある程度、全国版に通用する程度には妥協とかシフトとかミックスというか、のアレンジは必要だろう
季節感も?
冬休みの帰省の時期に「ホタルイカ」・・・なくはないだろうけど
細かいところ突いてもしかたないけど
いちばん解らないのが「薄荷」君の、超『能力』というか人が見えないものを視る『能力』
その『能力』がこの作品のストーリーには大切になっている筈なんだけど、よく解らない。見えないものが視えるんだけど・・・
特にラスト「真夜中のソーダ水」が
薄荷くん、は調子が悪い。悪くなったトリガーは双子の弟「月下」に久しぶり会った事。常連客の宮藤さんのホスト通いに「視えた」事を直言したこともきっかけか?
その結末が一番わからない
なにやら薄荷の父親ひきいる嘉商グループの新年会で、別流瀬が引き受けたみたいけど、花純も待ち受けてんだけど。流れがわからん、おじさんは
わからないけどハッピーエンドだ
ブログネタとして、ありがとう、です。