いぬねこのおさんぽ~御意見無用!天下御免ね♪

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おさんぽin神楽坂⑩ 石臼挽きそばの蕎楽亭

2008年12月30日 | ⇒和食/洋食
日仏学院内にあるラ・ブラスリーでランチをした後、ぶらぶらと神楽坂をおさんぽしていると、
思わぬところに行列ができていたので近寄ってみると、店頭に蕎麦打ち場と石臼のある
蕎楽亭きょうらくてい)というそば屋であった。
後でわかったのだが、この店、神楽坂では評判の高いそば屋であった。

そばとは言え、さすがにランチをして間もないので、夜、もう一度足を運んでみることにした。
17時過ぎに店を訪れると、すでにほぼ席が埋まっているほどの人気である。

そば屋では珍しいカウンターのある店で、旬の野菜や魚介類が並び、まるで小料理屋のよう。
それは見せ掛けだけではない。

カウンターから厨房内がよく見えるので、そばが出てくるまでの間、見物していたのだが、
そばだけでなく天ぷらや一品料理なども、キビキビと、かつ丁寧に作られ、
スタッフの数も多く、そば屋の域を超えている。


器などもオシャレ。

余談だが、日本酒や焼酎を頼むと、たくさんあるお猪口の中から好きなものを選べるという、
ちょっと粋な計らいもあったりする。


さて、こちらのそば、福島県会津柳津町産の玄そば及び丸抜きのそばの実を店内の石臼で製粉している。
玄そばとは収穫されたままの実のことで、丸抜きとは玄そばの外側の黒い皮の部分を取り除いた実のこと。



十割そば(黒いそば):1,000円


黒いそばと言っても、いわゆるそばの色ではなく、透明がかっている


つなぎが入っていない十割そばはボソボソした印象があるが、
これは、まるで糸こんにゃくを食べているかのような(例えが悪いか)、
しっかりとした歯ごたえがあり、ボソボソ感は全くない。


尾札部(おさつべ)産の真昆布に枕崎産の本節、そしてイリコと乾椎茸を使用したというだしは、
多からず、少なからずで、そばの量に適した量で出される。

だしの濃さは濃すぎずちょうどよく、鰹の風味が感じられる。


ざるそば(並そば):900円

並そばと書かれているが二八そばと思われる。
つなぎに使われる小麦も店頭でうどん用に挽いたものを使っているらしい。

こちらも歯ごたえはあるが先の十割に比べると、ちょうどよいコシで、好みとしてはこちらか。
ただ、どちらもそばの香りはさほど強くはないように思う。


そば湯はそばと共に出されるのだが、これがうまい。

そば湯を飲むにはだしの量がちょっと少ないのだが、だし無しでもほっこり気分になれる。


お会計する場所には、天かすの入った子袋が置かれており、もらうことができる。
こういうサービスの部分はちゃんとそば屋だね。



今回はお腹に余裕がなかったので蕎麦だけを頼んだが、次回は蕎麦メインと言うより、
ちょっと飲みに寄りたいと思わせる店であった。


蕎楽亭
住所:東京都新宿区神楽坂3-6 神楽坂館1階
電話:03-3269-3233
定休:日曜・祝日
営業時間:11:30~15:00/17:00~21:00


というわけで、今回の『おさんぽin神楽坂』シリーズはおしまい。


おさんぽin神楽坂 過去記事
おさんぽin神楽坂① 街並み その1 こちら(2008年11月25日参照)
おさんぽin神楽坂② ラ・ブラスリーのランチ こちら(2008年11月28日参照)
おさんぽin神楽坂③ 工房 夢小路の元祖ミニランドセル こちら(2008年12月2日参照)
おさんぽin神楽坂④ 神楽坂茶寮本店 こちら(2008年12月4日参照)
おさんぽin神楽坂⑤ 街並み その2 こちら(2008年12月9日参照)
おさんぽin神楽坂⑥ 甘味 紀の善こちら(2008年12月11日参照)
おさんぽin神楽坂⑦ まかないこすめこちら(2008年12月15日参照)
おさんぽin神楽坂⑧ 街並み その3 こちら(2008年12月17日参照)
おさんぽin神楽坂⑨ 五十番本店の肉まん こちら(2008年12月19日参照)
銭湯巡りその⑤ 熱海湯@神楽坂 こちら(2008年12月26日参照)
おさんぽin神楽坂⑩ 石臼挽きそばの蕎楽亭 こちら(2008年12月30日参照)


【記事:いぬ♀】
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神田達磨のたい焼き (スイーツその105)

2008年12月29日 | ⇒スイーツ/カフェ
寒空の下、神田小川町の交差点に行列ができているので、何かと近寄ってみると、
そこには神田達磨かんだだるま)というたい焼きのお店があった。


すでに食事をした後で、そもそも買う気などまったくなかったのだが、
店頭から漂う甘い香りに釣られ、列に加わってみた。



このたい焼きの型は、江戸の意匠を元に東京では今や一人となってしまった和菓子木型職人の手によるものを、
特注の鋳造で独自に作り上げたものだそうだ。


たい焼き 粒あん:140円

愛嬌のある顔。

老舗のたい焼きに比べ、凹凸がしっかりとあり、焼き色濃い目
そして、鯛の型からはみ出た羽根のおまけがたっぷりついて四角い。


よく、尻尾からはみ出た生地がカリカリとしておいしかったりするのだが、
このたい焼きの羽根は、焼きたての南部煎餅のようで、
香りも甘く、食感も完全にパリパリとはしておらず、ちょっとやわらか


北海道産の小豆を毎日お店で炊き上げているという餡は甘さ控えめで、
おぜんざいを食べているかのようにあずきの味をしっかりと感じる

言うまでもなく、尻尾の先まであんこである。


老舗有名店のたい焼きは案外甘みが濃く、一つ食べるのも辛いときがあるが、
ここ神田達磨のたい焼きは皮も餡も甘ったるくなく、また、後味に甘さが残らないのがいい。

ただ、羽の部分がりパリパリだったら言うことないんだけど。。。



たい焼きは粒あんの他に黒ゴマ(160円)があり、
たい焼き以外にもみたらし団子(120円)、わらび餅(680円)、
あんみつ(380円)、栗羊羹(680円)、
自家製あんこ(500g750円)を販売している。


神田達磨
住所:東京都千代田区神田小川町2-1 日米商会ビル1階
電話:03-6803-1704
営業時間:月~土 11:30~19:00 日・祝 11:30~17:00

2号店は上野にオープン
住所:東京都台東区上野6-12-17 田中ビル1F


【記事:いぬ♀】
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銭湯巡りその5 熱海湯@神楽坂

2008年12月26日 | ⇒銭湯
江戸時代から花街として栄えた神楽坂で昭和29年に建てられた
千鳥破風(ちどりはふ)の趣きある銭湯熱海湯(あたみゆ)。

いぬねこの銭湯巡りはただ銭湯ならどこでもいいわけではなく、
特徴のある銭湯や趣きある銭湯を中心に巡っているのだが、
都心の銭湯と言うのはビルの中に入ってしまっているものが多く、
このように単独で構えている銭湯というのは、都心部では少ない。



ここは創業当時から今に到るまで100%薪で焚いているという。
この時代、手間のかかる薪で焚いている銭湯はそんなに多くみかけない。
まして100%となると東京ではかなり珍しいのではないだろうか。

開店は15時からだが、その前から常連がポツポツと集まりだし、開店時間前には店を開けているようである。


男湯側の脱衣場には小さな中庭がある。


覗いてみると、鯉や金魚のいる小さな池もある。



余談だが、ここ最近何軒かの銭湯に足を運び気がついたことがある。
それは、脱衣所に常連の私物(桶など)が雑然と置かれず、整理されている銭湯は
基本的に銭湯全体に手入れが行き、清潔な気がする。

実際、常連の女性客は皆、クチを揃えて「ここはキレイな銭湯」とご自慢な様子。


富士山のペンキ絵は平成19年6月2日に書き換えたばかりということもあり、
明るい印象で、天井も高いので開放感もある。

ペンキ絵の下には鯉のタイル画がある。
これは中庭の鯉を描いたものか?
女湯は赤い鯉や金魚が多いのに対し、男湯は黒い鯉が多く、若干雰囲気が異なる。



備長炭風呂の湯温は46度

浴槽は二つに別れ、一つは備長炭が端に積まれた浴槽で、ここから湯が出ているようで
熱くて入ってられるものではない。
一つはジャグジーになっていて、遠赤外線のライトがついている。
備長炭+遠赤外線だなんて、お肌にもよさそう。



神楽坂のメイン通りから1本外れた場所にこんな銭湯があるとは本当に驚きである。
しかもタオルを無料で貸し出してくれるだなんて。
銭湯でひとっぷろ浴びた後、熱海湯から目と鼻の先にある鳥茶屋別邸でうどん会席に舌鼓なんていうのも、
粋かも。


熱海湯
住所:東京都新宿区神楽坂3-6
電話:03-3260-1053
営業時間:15時~24時30分
定休日:土曜
入浴料金:大人:450円/中学生:350円/中人:180円/小人:80円


銭湯 その他記事
 銭湯巡りその1 金春湯@銀座こちら(2007年12月28日参照)
 銭湯巡りその2 銀座湯@銀座こちら(2008年9月30日参照)
 銭湯巡りその3 鷺沼温泉@習志野こちら(2008年10月27日参照)
 銭湯巡りその4 燕湯@上野御徒町こちら(2008年11月26日参照)
 銭湯巡りその5 熱海湯@神楽坂こちら(2008年12月26日参照)
 銭湯巡りその6 不動浴場@目黒こちら(2009年3月26日参照)
 銭湯巡りその7 恵比寿湯@茅ケ崎こちら(2009年4月27日参照)


おさんぽin神楽坂 過去記事
おさんぽin神楽坂① 街並み その1 こちら(2008年11月25日参照)
おさんぽin神楽坂② ラ・ブラスリーのランチ こちら(2008年11月28日参照)
おさんぽin神楽坂③ 工房 夢小路の元祖ミニランドセル こちら(2008年12月2日参照)
おさんぽin神楽坂④ 神楽坂茶寮本店 こちら(2008年12月4日参照)
おさんぽin神楽坂⑤ 街並み その2 こちら(2008年12月9日参照)
おさんぽin神楽坂⑥ 甘味 紀の善こちら(2008年12月11日参照)
おさんぽin神楽坂⑦ まかないこすめこちら(2008年12月15日参照)
おさんぽin神楽坂⑧ 街並み その3 こちら(2008年12月17日参照)
おさんぽin神楽坂⑨ 五十番本店の肉まん こちら(2008年12月19日参照)
銭湯巡りその⑤ 熱海湯@神楽坂 こちら(2008年12月26日参照)
おさんぽin神楽坂⑩ 石臼挽きそばの蕎楽亭 こちら(2008年12月30日参照)


【記事:いぬ♀】
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続 ガストロノミー ジョエル・ロブション@恵比寿

2008年12月25日 | ⇒イタリアン/フレンチ他
前回のつづき。。。


一通り食事が済むと、お口直しのデザートの前に、チーズを薦められる。(コースとは別。)

ブルーチーズ系、カマンベール系、ヤギ系、ハード系が15種類ほど乗っている。
チーズのワゴンサービスをする店は、都内でも数少ないらしいのだが、
特にこのレストランはフランス人も驚くほどの品数らしい。


特に珍しいチーズがこれ。アボンダンス

牛にとってストレスのかからない気温で育てるために、季節に応じて山を登ったり、下ったり移動して育てた
アボンダンスという牛の生乳からできたもので、日本ではあまりお目にかからないチーズと言う。

もう1種類同じタイプのチーズで熟成期間が違うものがあり(写真撮り忘れ&名前覚えられず)、
それがこちらのアボンダンスよりさらに香り高く濃厚であった。


アヴァン デセール

デザート前の一皿は、お口直しにぴったりのレモン味のさっぱり系。
皿の端にはデコレーションとして金粉が。


デザートは2種類から選ぶ。
洋ナシ カシス風味のコンポート、パン・デビスのグラスを添えて

とにかくすごく手がこんでいるデザートで、説明を聞いていてもちんぷんかんぷんであったのだが、
食べての印象は。。。
ピンクのふわふわしたものは八角などが入っているため漢方の香りがし、どうも違和感が。

ただ、洋ナシのカシス煮はおいしかったぁ。


カフェ グラスとジャンドゥジャのクレーム フィアンティーヌとカカオをアクセントにして

灯りがついているのか、火でも灯っているのか、不思議な器であるが、
これは光の加減によりそう見えるもののようだ。

このデザートを食べ終え、コーヒーはこれからという時点で3時半を過ぎており、最後の客となる。
すると、ディナーの用意もしなければならない店側として打った手は。。。


なんと続きはお隣の真紅を基調にした、その名もルージュバーへと案内される。

しかもフリーチャージで貸切状態。


そこでコーヒーとチョコレートムースにマロンの入ったプチフルールが振舞われる。

このコーヒーカップはソーサーがくぼんでいて、そこに収まっているので、高さが10cmほどある洒落たものであった。

十分お腹が満たされているはずなのに、濃厚な甘さ控えめムースを完食。

コーヒーを飲み終わえたいい頃合におかわりを注ぎに来てくれ、追い出す気配はまったくない。
おかげですっかり寛いでしまい、気付けばそこで1時間近く滞在。


と言うわけで慌ててこのバーを後にしたのだが、帰り際、女性にはお土産が。

ブリオッシュ・オランジェを渡される。

レストランで食べたブリオッシュはイマイチおいしくなかったのだが
これはオレンジの甘さもほどよく、外側は砂糖のコーティングがカリッとし、
中のパンはふわっと柔らかで、とってもおいしかった。

こういうサービスって女心をグッと掴む。



言うまでもなく、素材がいいのだから、おいしいのは当たり前。
ただ、その素材をさらに進化させるのが一流と言われる料理人の腕の見せどころ。
すべての料理が感動したとは言わないが、まず目で魅せ、香り、味、食感、そして意外性と
五感をフルに稼動させてくれる料理はさすがかな。

接客に関しても、堅苦しすぎず、慣れなれしすぎず、ちょうど良い距離感。
ランチでもそれなりのサービス料がかかるのだが、でもそれ以上のサービスを受けた印象。

敷居の高い店ではあるが、中に入ってしまえば、友人の家に招かれたような
そんなリラックスした雰囲気があるレストランであった。


シャトーレストラン ジョエル・ロブション
住所:東京都目黒区三田1-13-1恵比寿ガーデンプレイス内
予約はこちら
営業時間:ランチ 11:30~14:30(L.O.)/ディナー 18:00~22:00(L.O.)


ガストロノミー ジョエル・ロブションその1 こちら(2008年12月24日参照)


【記事:いぬ♀】
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ガストロノミー ジョエル・ロブション@恵比寿

2008年12月24日 | ⇒イタリアン/フレンチ他
2008年流行語大賞にノミネートされた『ミシュラン』。
その格付けに関しては、物議を醸し出したが、そのミシュランガイド東京で今年も三ツ星を獲得した店の一つ、
恵比寿に文字通りの城を構える、シャトーレストラン ジョエル・ロブション2階の
ガストロノミー ジョエル・ロブションランチへ行ってきた。



レストラン内はシャンパンゴールドと黒を貴重にし、天井からはバカラのシャンデリアと、まぁ豪華なこと。


ランチは2コース用意されていて、皿数は同じなので、ひとテーブルで違うコースを頼むこともできる。
今回はロブションのスペシャリテ(お得意料理)が多く入ったほうのコースにしてみた。


食前酒とともに出されたプチサイズのバケット。オリーブオイルが香り高い。

これ以降はワゴンに乗っている10類近くあるパンの中から好きなものを好きなだけ選ぶことが出来る。
ロブションのパンは初めて食べたのだが、ハード系のパンがおいしい。


アミューズ・ブッシュ

見た目からまず楽しませてくれるアミューズである。


柿を裏ごしたようなスープ状のものの下にはレモンジュレ。


前菜(冷):特選生雲丹 甲殻類のジュレになめらかなカリフラワーのクレーム

和テイストが入った器はなんとも斬新。

均等に置かれた緑のソースは目を奪われる。

上から、カリフラワーのクレーム、甲殻類のジュレ、生雲丹と3層になっている。
ジュレはコンソメがかなり強いように感じたが、まろやかなクレームとたっぷりの生雲丹を合わせることで
それぞれのおいしさがうまく調和している。全体的に濃厚


前菜(温):大椎茸 ピエ・ド・ポー、胡桃を詰めてロースとし、低温調理した卵をのせて

こちらも色合いといい盛り付けといいなんともかわいらしい。

直径10センチはありそうな肉厚の大きな椎茸にピエ・ド・ポー(豚足?)と胡桃が粗みじんされたものが乗っている。
生ハムとチーズが乗っていることもあり、ちょっとイタリアンテイスト


卵と言えば、お得意のこれ。 



魚料理:真鯛 ポロ葱のエテュべとシトロネエルの香りのクレームを添えて

真鯛とポロ葱はエテュベ(蒸し煮)されていて、レモングラスの香りがするソースが添えられ、
こちらはちょっとタイテイスト


最近のモダンフレンチはこのカプチーノ仕立て(泡だっている)のソースが流行りなのだろうか。
先日訪れた、ペニンシュラのPeterでも同様のソースがかかっていた。


肉料理:特選和牛ロース肉 グリエにし、旬野菜のエテュベと共に

牛肉の上に散りばめられた秋を感じる野菜は揚げているものもあるが、
その前に味を煮含ませているようで、おいしい。


牛肉は言うことは何もありません。はい。


料理に関してはこれで終了。
でも、まだまだコースは続く。。。


続 ガストロノミー ジョエル・ロブションはこちら


【記事:いぬ♀】
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