僕が初めて農業の世界に入ったのは20歳のとき。
広島県の農業会議というところの紹介で研修をしたネギ農家でした。
それからわずか9年ではありますが、飽きずにここまでこれたのは、道の入り口で、その農家の親方の人間性と人生を楽しんでいる姿に触れたことが大きかったと思っています。
そしてその親方、なんと農林水産大臣賞を受賞しました。
(個人経営・施設栽培の部門で)日本でたった1人しか受賞者がいないという、宝くじよりも当りにくい賞だそうです。
今日は彼にお世話になっている身近な人達で御祝い会を開きました。
僕にとって彼は、夢を与えてくれた張本人であり、これからも目指すべき大きな目標。いつか追い越してやろうと思ってやっています。
その目標に、宝くじ以上のハクがついた。
その人を間近に見ながら、同じフィールドでやっていける。
追い越す未来を想い描き、胸の奥底がゾクゾクしています。