千葉県立大多喜高校吹奏楽部定演

新宿駅から臨時快速お座敷外房号に乗りやってきた長者町。川崎市からは百キロメートル以上あるでしょう。
こんな遠くまで吹奏楽部定期演奏会を聴きに来るのは福岡県の精華女子高以来か。（４月のオリブでの大多喜高校の演奏は定期演奏会ではないから除外）

千葉県立大多喜高校吹奏楽部はなかなかよい音を出す吹奏楽部です。第一部はオリブでも聴いた青空と太陽が印象に残ります。ＴＡＮＡＢＡＴＡのトランペットが澄んだ音を出していました。

第二部はオリジナル台本の劇で、練習しないで上手くなりたいと思い、練習さぼっている女子高生３人組が音楽の国の住人とふれあい練習の大切さに気付くというストーリー。オリジナルだけどじつによい台本です。女子高生役３人組の好演が光っていました。

第三部は進路を決めかねている女の子があれこれ考えるストーリー。いすみ鉄道の駅員にあこがれると、終演後にホール出口でいすみ鉄道グッズを販売すると宣伝するシーンがありました。じつに面白いストーリーでした。
mokaの黄色い列車(いすみ鉄道応援ソング)を演奏するのに合わせて両花道に並んだ新１年生？が歌いました。なかなかいい歌だなと思いました。

この定期演奏会をもって引退する高校３年生紹介もあり涙も見られました。

校長があいさつで今日の定期演奏会に来て行楽にゆかなくてよかったと思うことでしょう、と言っていただけのことはありました。

終演後{い鉄揚げ}を買って、一度大原に行ったのですが混雑する上りの臨時快速お座敷外房号はやめて１１３系という国鉄の普通電車でのんびりと川崎市まで帰りました。１１３系電車に久しぶりに乗れてうれしかったです。