こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
Let's 昆虫採集!! Since in 2013.10.12

ルリボシカミキリ

2015年02月05日 |  ●カミキリムシ科

ルリボシカミキリ Rosalia batesi
2010年7月 北海道

分布[日本各地] 時期[6-9月] 体長[13-30㎜]
ホスト[ブナ・ナラ・クルミ類・カンバ類・ヤナギ類・カエデ類など]
写真の個体は日中に広葉樹の土場にいたルリボシカミキリを撮影。

日本各地に分布するカミキリムシの仲間。
低山地~山地に広く分布し個体数は多い。
成虫は日中に広葉樹の立ち枯れや薪・伐採木などに集まる。割と古い材を好み朽ち果てた材上でも良く見られる。
日本特産種で美しい体色を持つ事から、日本を代表するカミキリムシとして知られ、昆虫図鑑などの表紙を飾る事も多い。

上翅は和名[瑠璃]の通り鮮やかな青・緑の体色でその美しさは確かに日本を代表するにふさわしいトップクラスの色彩美です。
属名にあてられた[Rosalia]とは美しい女性の象徴の名とされ、このカミキリムシに対する美しさが世界共通である事を物語っている。
上翅黒紋には多くの変異が見られる。
触角は青と黒のまだら模様で黒色部分は毛の束ある、♂の触角は体長の2倍近くに達する。
幼虫は朽ち木内で育ち2~3年ほどで成虫になる。



2010年7月 北海道 ルリボシカミキリ Rosalia batesi
有名なルリボシカミキリのポイント、民家の隣の古い薪にはたくさんのルリボシカミキリが訪れる。



2012年7月 北海道 ルリボシカミキリ Rosalia batesi
山地のオヒョウの枯れ木に産卵に来たルリボシカミキリ。



2010年8月 北海道 ルリボシカミキリ Rosalia batesi
山地の古い伐採木に来たルリボシカミキリ。



2011年7月 北海道 ルリボシカミキリ Rosalia batesi
日中の古い土場にはこうしてたくさんのルリボシカミキリを見る事が出来ます。



2012年7月 北海道 ルリボシカミキリ Rosalia batesi
札幌市西区の山の麓にある小規模の古い土場、こちらも多数のルリボシカミキリが見られる。


[ルリボシカミキリの標本]


左:ルリボシカミキリ ♂ 2013年7月 [採 集] 北海道産
右:ルリボシカミキリ ♀ 2013年7月 [採 集] 北海道産


[ルリボシカミキリの上翅斑紋]


色々な模様のルリボシカミキリがいます、異常型は少ないですが今後はもう少し模様を意識して撮影して見ようと思います。


■ いつもご訪問有り難うございます、明日もどうぞ宜しくお願い致します  
宜しければ2種類の [昆虫マーク] をクリックして応援お願い致します ☆☆☆ヽ(▽⌒*)よろしぅ♪
 
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

(*`・ω・´)ノ゛ 今後とも [こんちゅう探偵団] 宜しくお願い致します♪♪♪