こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
Let's 昆虫採集!! Since in 2013.10.12

カバイロシジミ

2014年01月23日 |  ●シジミチョウ科


カバイロシジミ Giaucopsyche lycormas (北海道)

[分 布] 北海道・本州
[食 樹] クサフジ・ツルフジバカマ・ヒロハクサフジ・ナンテンハギなど
[時 期] 6月~8月
※ 開張は約26㎜~31㎜前後のシジミチョウ科ヒメシジミ亜科に属する蝶。

国内では北海道・本州(青森県北部)に分布し、クサフジなどの食草の多いエリアで見られるが局地的で個体数も少ない。
平地~低山地に生息し、草原を代表する蝶の一種で、近年都市化が進み産地は局地的になってきています。
カバイロシジミは海岸や河川敷付近の開けた日当たりの良い草原を好み、日中日が差すと良く飛んでいる姿を見る事が出来ます。
雄の翅表は青色で縁は黒い、雌は青色部分が雄に比べ小さい為、縁取る黒色が特に大きくなる。
雌雄共に翅の裏は違いはほとんどないようですが、基部の部分の青味が雄の方が強く出る傾向があります。
カバイロシジミの名前の由来は翅の裏面が樺色(カバイロ)をしているので、この名がついたとか。
また翅を閉じた様子がシジミ貝の内側ににていることからシジミチョウの名前が付いている様です。
北海道ではクサフジを食草としているが、北海道南部ではヒロハクサフジを食草としているそうです。



クサフジの生える草原にて(北海道南部)



海岸で見つけたカバイロシジミ(北海道南部)




海岸のクサフジ・ヒロハクサフジの群落で見られたカバイロシジミ(北海道南部)



ここはエゾヒメシロチョウと混生する希少ポイントでした。



写真の個体は乾燥する開けた小さな草原を飛んでいたカバイロシジミを撮影。


  
カバイロシジミ Giaucopsyche lycormas 



カバイロシジミの生息地 北海道


本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・