ぶろぐ猫の目

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実験中

万引き家族 考えすぎて頭が痛い

2018-06-12 04:32:36 | 映画

 


万引き家族


まずは、YAHOOから転載

解説

『誰も知らない』『そして父になる』などの是枝裕和監督による人間ドラマ。

親の年金を不正に受給していた家族が逮捕された事件に着想を得たという物語が展開する。

キャストには是枝監督と何度も組んできたリリー・フランキー、

樹木希林をはじめ、『百円の恋』などの安藤サクラ、

『勝手にふるえてろ』などの松岡茉優、

オーディションで選出された子役の城桧吏、佐々木みゆらが名を連ねる。

シネマトゥデイ (外部リンク)

 

あらすじ

治(リリー・フランキー)と息子の祥太(城桧吏)は万引きを終えた帰り道で、

寒さに震えるじゅり(佐々木みゆ)を見掛け家に連れて帰る。

見ず知らずの子供と帰ってきた夫に困惑する信代(安藤サクラ)は、

傷だらけの彼女を見て世話をすることにする。

信代の妹の亜紀(松岡茉優)を含めた一家は、

初枝(樹木希林)の年金を頼りに生活していたが……。

 


ここから先は、ネタバレ注意


一見どこかの下町に必ずいそうな一家

うちの親父の実家もこんな感じだったな

懐かしい

糞汚い散らかり放題にちらかった家に

ばばあ、親父、おふくろ、3兄弟が雑魚寝する家

昭和30年代なんか、普通の光景でしたが

今ではちょっと異常な感じか


ばばあは、都内の1等地に家を持つが

年金だけが収入源。6人の生活には全く足りない。


親父役の治は、日雇い労務者。なにかしら理由をつけて休みたがる

結局けがをして、それを口実に働くのをやめてしまう。


おふくろ役の信代は、クリーニングのパート

大きなアイロンでやけどをするような、肉体労働

ポケットに忘れた客の私物をパクるのなんか日常

しかし、不況の波がおしよせリストラへ。


姉役の亜紀は、コスプレ風俗でオナニーを見せて小銭を稼ぐ

弟役の祥太は、学校にも行かせてもらえず、

学校のある時間は、すててある車の中で身をひそめ、

おやじと一緒に万引きで生活必需品をかすめる毎日


そんな中に、虐待を受けているジュリを拾ってくるおやじ

貧乏ながらも6人が、平凡な家族として暮らしていく


しかし、この6人には各々が人に言えない過去を抱えていました

ある事件を境に、歯車が狂いはじめ

家族が崩壊していきます

 

血のつながった本物の家族?

血がつながってはいないが、何かでつながっている家族?

愛はどこにあるのか?

家族とはなんなのか?

そんなことを考えさせられる映画ですね

 

ここからは感想

なんか、海外のえらい賞をとったとか

なぜこの作品が取ったのかは私にはわかりません。

この作品を見て、感動をしたかといえば

感動はしませんでした

考えされることは非常に多いです


最近、自分の子供を殺してしまう夫婦の事件がありましたが

まったくもってタイムリー

「あしたはもっとちゃんとできるようになる」

こんなことを子供に書かせる、

ニュースで見たような若い夫婦が映画に出てきます

幼女を虐待する鬼畜なんですね

こんなやつ本当にいるんですね

このブログに書きましたが

わしの後ろに止まってた車を運転していた女が

気違いみたいに子供を殴ってるのをバックミラー越しに見てから

こういった、鬼畜な人間が実在するのを肌で感じてます

ねこや犬でも、いや鳥や魚でさえ自分の子供は守るんですよ

それが出来ない人間って人間って言えるのか

そんな鬼畜の下で暮らすのが家族なのか

そんな鬼畜からは救うことができても

満足に教育を受けさせることもできず、

盗みを教えることしかできない

それが家族と言えるのか?

それだけだとだめなのか?

じゃあどこまで何をすれば、家族なんだ?

いったい、何が正しくて正解なのか?

ずーっと問いかけてきます

その問いかけに、自分の答えを探しつつ

観る2時間は、非常に長くつらい

そんな映画ですね

 

安藤さくらは、素晴らしい女優でした

今年の日本アカデミー対象、主演女優賞は間違いなく

安藤さくらです。

賭けてもいい。

そして父になる
クリエーター情報なし
メーカー情報なし
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