ミケ猫の菌星探査機(きのこ日誌)

全力で飛んでく・きのこブログ

ニガクリタケの苦味は抜けるのか?

2017-11-18 20:00:23 | 日記



おお、ここに来るたび久しぶりやなあと思う。

元々、伊吹山の自然の本が出ることになって

キノコの分野の原稿を頼まれたのがきっかけで伊吹山のキノコの調査を始め

あとで原稿を書くときに調査結果を振り返るためにここに書き留めておこうと始めた



もう、本が出版されたのでここは閉めてもいいのだけれど

意外とこのサイト、人気なんす(^_^;)








ニガクリタケ



さて、と



今回はニガクリタケは火を通すと苦くなくなるので誤食がおこる、

とまことしやかに語られるが、

語っているかたもほとんどが、食べたってことは苦くないってことよね

という推測のもとで自信をもって語っているのに過ぎないかたしかお見受けしなかった




もうね、キノコに推測はあかん

推測と、誰々という偉い人が言ったとかいうしょうもないことに振り回されたらあかん

きちんとした事実を積み重ねないと

私の思いはこのブログの3つ前の『Jelly Bean Prayer』に書いた

1年以上時間が経ったが、今読んでも全く考えが変わらない




で、なんやったっけ。ああニガクリタケね(^_^;)。




オオワライタケが茹でこぼしを繰り返して

苦味が抜ければ毒成分が抜けて食べられるということは以前やった人に聞いた。

ニガクリタケは猛烈に苦いのでなぜ誤食が起こるのか確かに不思議だ。

火を通せば味が変わるのかも、と思うのは当然の流れのように思う。

ということは、味が変わったあとさらに食べたので死亡事故が起きたということだ。

苦味成分じゃない成分が人を死に導くということだ。








オオワライタケ



ニガクリタケをどないかして加工して食べる・・・北陸のどこかでやっていたらしい。

北陸すごいよなあ、有毒のふぐの卵巣を漬物にして無毒化して食べる習慣が今でもある(能登)

そのあたりに昔から住んでる友人に聞いたがニガクリは食べてなかった(^_^;)

あっちはキノコ相がかなり豊かなので案内してもらうと私は So Happy♡ なのだが、

どんなキノコを食べるの?と聞くと、基本塩ゴケっちゃあ、味はわかんね・・・と返ってくる。




冬にナメコやヒラタケを食べてるのかと思ったら、そんな季節にみんな山行かんちゃと返ってくる。

そうか、雪がすごくて食べ物が手に入りにくくなるから保存食が発達したんだもんね。

除雪車なんかがなかった時代、冬は雪籠もりだ。

奥伊吹山のこんにゃく芋育ててたおばあちゃんも雪が降ったら家から出られん、

することがなくなるから落花生干しておいて、ひなが一日こたつで剥くのよと笑ってた。




『塩ゴケ』・・・コケとはキノコのこと。

キノコのことをコケ、とかナバ、と呼ぶ地域がある。

秋に、滑りの強いフウセンタケ科や食べられるイグチを集めて樽や瓶で塩漬けにする。

友人宅ではその人のお父さんが、

秋になると未だに子供の頃からの習慣のコケ(キノコ)集めをして塩漬けを作る。

そこにニガクリがあるのかどうか…ないな、友人はキノコの同定に達者だからあったら発狂してる(^_^;)

今回の件もさんざん相談したがめっちゃ心配してた(^_^;)


(次に続く)





最近、近所で見たキノコ




ヒメチシオタケ




サクラタケ




シロエノカタホコリあたりかなあ・・・ドングリについた粘菌の子実体










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