1週間程前に読んだ「うつくしい子ども」
この作品は、IWGP(池袋ウエストゲートパーク)の著者である
石田衣良の作品です
注意:International Wrestling Grand Prixじゃないですからねー
彼の作品は、まだ2作目ですが、かなりはまっています
この「うつくしい子ども」は、少年犯罪を題材に書かれたもの
主人公は14歳の少年ジャガ
彼には1つ下の弟と9歳になる妹、そして父と母の4人家族
表面的には幸せだった?その家族に、突然の不幸が訪れる
13歳の弟が妹と同じ歳の少女を惨殺したことで、家族が崩壊し・・
世間の冷たい目にさらされながらも、ジャガは弟の心を模索していき
その過程で成長していく少年の物語です
1997年、神戸で発生した「神戸連続児童殺傷事件(酒鬼薔薇事件)」を
彷彿とさせるストーリー
容疑者と家族、加害者と家族、学校や地域、そしてメディア・・
色んな視点から多くのことを考えさせられる作品でした