Manuel Gttsching / "E2-E4"
(PROGRESSIVE ROCK/HOUSE CLASICS)
評価:★★★★★
言わずと知れたプログレの雄が残した世紀の名盤にしてハウス~テクノアンセムとしても知られるアルバムが全一曲で構成されている超長尺な曲。近年ではTHA BLUE HERBのBOSSがE2E4への偏愛を言及してジャンレスに音楽を聴くリスナーからも支持されるのがコレ。あらゆる意味で伝説と化している84年作。
シンプルかつリズミックなシーケンス、なんとも官能的で恍惚感のあるギター。とろけるような、まどろむような少しづつ狂っていくような感覚。ミニマルミュージックの原型にしてハウスDJから愛されるのも納得の幸福感。
何度も反復される音像の中気が付いたら遠くに飛ばされていたというのは後にも先にもE2E4という魔法の曲の最大の魅力。メタモに出た時はメタモでしかE2E4を演奏しないとかいう契約を結んだとかどうとかって話題になってましたね。
なんで今さらレビューでこの曲を書くのかというとアナログでは曲の途中で裏返すのが面倒だったんだけど、最近CDをゲットしたのでその煩わしさから開放されたというお話です。
■紙ジャケ盤↓
E2-E4(紙ジャケット仕様)
posted with amazlet on 07.08.14
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