+ NDD DISC REVIEW +

ndd a.k.a NO-DOUBTによるレビュー。音楽中心に徒然と。微力でもアーチストや表現者への還元に繋がれば。

■パウリーニョ・ダ・ヴィオラ / "今、我が時"

2006年04月18日 | BRAZIL/LATIN/BOSSA
今、我が時~メウ・テンポ・エ・オージェ

パウリーニョ・ダ・ヴィオラ / "今、我が時 メウ・テンポ・エ・オージェ"
(ショーロ/サンバ/BRAZIL)
評価:★★★★☆

サンバ/ショーロの生きる伝説的存在パウリーニョのアルバム。自身のドキュメンタリー映画のサントラらしいのですが映画を観てない人でも全然問題無しの最高に味わい深く陽気で優しい一枚。

ハッキリ言って極上!ボサノヴァともまた違うショーロ独特のリズムが心地よい。マリーザ・モンチも参加してますがほとんど本人が歌っていてそれがなんか人生は捨てたもんじゃないよと語りかけてくるよう。サンバの流れを組んでるがアッパーじゃなくてストライク真ん中のアコースティックな響き。

「新録のベスト盤」らしく往年の名曲を再演してる(らしいってかオリジナル知らんわ)。全曲いい感じですが、中でもM-9「サウダーヂから逃れるために」M-15「ハファエルのための夕べ」は極上。LIFE IS BEAUTIFUL!

今、我が時~メウ・テンポ・エ・オージェ

パウリーニョ・ダ・ヴィオラ・フォー・カフェ・アプレミディ
↑コチラもなかなか良いです