出勤時に更新している
先日、倉庫と化した和室で
聴きたくなったＣＤを探していたら
桜田淳子の
過去のアルバムの復刻盤を発見
確かユニオンで投げ売りしてたのを
何種類か買ったのを記憶している
これは２枚のアルバムを１枚に収録
その中から
●「淳子と花物語」＆「三色すみれ」
●「１６才の感情」＆
「スプーン一杯の幸せ」を手に取り
居間で聴いてみた
音が漏れると恥ずかしいので
窓を閉める事も忘れなかった
購入した当時は
桜田のシングル曲はよく聴いたが
アルバムの曲を殆ど聴いていない
今回聴いて思ったのは
初期のアルバムには
詩の朗読が結構あるのに驚いた
歌唱力のないアイドルのアルバムには
かつて良く使われた手法だ
中学で演劇部を創設した彼女らしく
ややクサいけれど
一生懸命、感情移入して
雰囲気を出しているのが分かる
ディレクターの指示もあるだろうが
初々しさと相まって
何度聴いても飽きない仕上がりだ
通勤のヘビロテになっている
特に「１６歳の感情」(’７４)は
雑誌「セブンティーン」で
一般公募した詩を元に阿久悠が構成
等身大の淳子の青春も
こんな感じなのかなと窺わせる
喫茶店の窓辺でセーラー服の淳子が
アイスコーヒーのストローを
指でもてあそぶジャケット写真も
とてもフレッシュで可愛い
詩の朗読のバックに流れる曲や
オリジナル曲も悪くない
いろいろあって
もう芸能界には戻れないと思うが
懐かしいアイドル時代の彼女を
満喫している今日この頃なのだ
