出勤時に更新している
連休に入って電車も空いている
腰かけた4人がけには私ひとり
向かいのシートに人の姿はない
窓の向こうは日が暮れて闇に包まれ
ガラスには車内灯に照らされた私の姿が
浮かび上がっている
くたびれた初老のオジサンが
週末で更に疲れてぐったりしている
昨夜の金曜日はボチボチだったが
今日は忙しくなるだろうか
話は変わって
今朝仕事終わりに地元に着いてから
いつも利用するバスセンター近くの
箱根そばに立ち寄った
7時の開店まで外で約10分待つ間
肌寒くて足踏みしていた
大型連休が始まっても
職場に向かう人は結構居る
この店にも開店と同時に
何人もの男性客が入って行った
私は店内が見渡せる奥の席に腰かけて
肉そばを食べていたら
券売機の前で
男性がしばらく迷っているのに気づいた
何にしようか迷っている様だ
短髪でやや濃い目の顔立ちのイケメンだ
30代前半くらいだろうか
スーツを着てたのでこれから出勤かも
厨房スタッフに券を渡すと
「天ぷらそば大盛り」との声で
彼の選んだものが分かった
「大盛り」と言う言葉に
スポーツでもやってて沢山食べるのだろうと
勝手にイメージを膨らませていた
彼は厨房に向かって左側の客席へと入って行った
彼の見た目から私は勝手に
彼が警察署員ではないかと希望を持っていた
となると私と同じバスに乗るはず
食事を終えて近くから発車するバスに乗り込み
入り口のすぐ後ろの席に腰かけた
そろそろ彼も食べ終わった筈だろう
バスに乗り込むのを今か今かと待っていたが
いつになっても現れずバスは出発してしまった
数分でいつもの停留所に到着
警察署で働く人もここで下りる
私の乗ったバスの後にも2台のバスが到着
こちらは別のバス乗り場から来たものだ
あの彼はそば屋を出て何処へ行ったのだろう
もう一回目に焼き付けておきたかったのに
連休に入って電車も空いている
腰かけた4人がけには私ひとり
向かいのシートに人の姿はない
窓の向こうは日が暮れて闇に包まれ
ガラスには車内灯に照らされた私の姿が
浮かび上がっている
くたびれた初老のオジサンが
週末で更に疲れてぐったりしている
昨夜の金曜日はボチボチだったが
今日は忙しくなるだろうか
話は変わって
今朝仕事終わりに地元に着いてから
いつも利用するバスセンター近くの
箱根そばに立ち寄った
7時の開店まで外で約10分待つ間
肌寒くて足踏みしていた
大型連休が始まっても
職場に向かう人は結構居る
この店にも開店と同時に
何人もの男性客が入って行った
私は店内が見渡せる奥の席に腰かけて
肉そばを食べていたら
券売機の前で
男性がしばらく迷っているのに気づいた
何にしようか迷っている様だ
短髪でやや濃い目の顔立ちのイケメンだ
30代前半くらいだろうか
スーツを着てたのでこれから出勤かも
厨房スタッフに券を渡すと
「天ぷらそば大盛り」との声で
彼の選んだものが分かった
「大盛り」と言う言葉に
スポーツでもやってて沢山食べるのだろうと
勝手にイメージを膨らませていた
彼は厨房に向かって左側の客席へと入って行った
彼の見た目から私は勝手に
彼が警察署員ではないかと希望を持っていた
となると私と同じバスに乗るはず
食事を終えて近くから発車するバスに乗り込み
入り口のすぐ後ろの席に腰かけた
そろそろ彼も食べ終わった筈だろう
バスに乗り込むのを今か今かと待っていたが
いつになっても現れずバスは出発してしまった
数分でいつもの停留所に到着
警察署で働く人もここで下りる
私の乗ったバスの後にも2台のバスが到着
こちらは別のバス乗り場から来たものだ
あの彼はそば屋を出て何処へ行ったのだろう
もう一回目に焼き付けておきたかったのに