Ｅ子ちゃん

自室にて更新している

昨夜Ｈさんと遊びに来てくれたＥ子ちゃん

大柄ですっぴんの彼女は

入って来るなりとっても謙虚

と言うよりも卑屈になってる感じ

「女が来てゴメンナサイ」とか

お客さんなのに

色んな事を気にし過ぎていた

もっとリラックスして欲しいと思うのに

自分の殻に閉じこもっている感じ

でもそれを無理矢理こじ開けるのも

彼女にとっては苦痛かもしれないので

何処かにスイッチが隠されてないか

色んな話をふってみる

小一時間くらい経った頃

「私、落語が好きなんです

　実際に寄席にも行って…」

そこから少しずつ彼女のユニークな面が

露呈して行ったのだった

パンクも大好きでザ・スターリン

ラフィン・ノーズ、非常階段、少年ナイフとか

彼女の口から出て来るキーワードはマニアック

でも目を輝かせながら

さっきとはまるで別人の様に饒舌に語るのだ

高円寺の中古レコード店の話も面白かった

でも彼女のエピソードの中で一番笑ったのは

女子トイレから出て来た所

入って来ようとした女性が彼女を見て

「あっゴメンナサイ」と言って

男子トイレに向かったと言う

出て来た彼女を男生だと思ったのだろう

失礼ながら大笑いしてしまったのだ