春一番と卒業ソング

３月に入った途端に春一番だなんて、あまりにも出来過ぎな感じだ

おまけに出勤時には雨まで降って来て台風の様だった

これから段々と暖かくなって行くのだと思うと心も弾む

と、同時にこの季節は卒業ソングが沁みる

数ある中から私が挙げたいのはユーミンの「卒業写真」だ

歌い出しからもうツボ

悲しい事があった時に、つい開きたくなる思い出がたくさん詰まった革の表紙

楽しかった学園生活に思いを寄せる事でしばらく辛い現実から逃避出来る

新しい環境に移ってとま
どう時、まだ誰も友達が出来なくて孤独な時

革の表紙は暖かく迎え入れてくれるはずだ

そこには好きだった片思いのあの人の笑顔がそっと淋しい心を慰めてくれる

きっとあの人は新しい世界で誰かに微笑みを投げかけている事だろう


卒業と言う言葉にはどこかほろ苦い青春への惜別も含まれていて

この時期になるとそれぞれの記憶が刻み込まれた歌が心にぐっと沁みるのだ