連日お伝えしてきたコートジボワールの憲法改正。30日に実施された国民投票では、野党支持が強い地位に先を中心に約100ヶ所の投票所が襲撃されるなど、混乱が見られた。
ワタラ大統領はインタビューの中で「全国1万5千ヶ所の投票所の中でいくつか混乱があったとして、それは取るに足らないこと」と冷静を取り繕ったが、曲がりなりにも投票の場面で暴力が横行したことは関係者には衝撃であったとお見受けする。
(Ivoire Matin ウェブサイトより)
そんな中、予定どおり当地11月1日に開票結果が発表された。その内訳はこちら。
賛成: 93,42%
反対: 6,58%
圧倒的多数での可決。しかしすでにお話ししたとおり、これは予想内の結果。なぜなら野党、反対派はボイコットを呼びかけたのだから。
そしてむしろ注目は投票率だった。独立選挙管理委員会は42.42%と発表した。
これを驚きを持って受け止めたのが野党勢力。旧バグボ派のFPIは、パスカル・アフィ・ンゲッサン党首が「有権者の投票意志は低く、投票率は7%程度に過ぎない」と発表していた。結果発表を受け、FPIは「まやかしの開票結果、法を無視した手続き」と非難した。
しかしこれで憲法改正手続きは終了。現連立与党ドリブンの政局は最強化され、12月の国民議会議員選挙に突入して行く。
(つづく)
ワタラ大統領はインタビューの中で「全国1万5千ヶ所の投票所の中でいくつか混乱があったとして、それは取るに足らないこと」と冷静を取り繕ったが、曲がりなりにも投票の場面で暴力が横行したことは関係者には衝撃であったとお見受けする。
(Ivoire Matin ウェブサイトより)
そんな中、予定どおり当地11月1日に開票結果が発表された。その内訳はこちら。
賛成: 93,42%
反対: 6,58%
圧倒的多数での可決。しかしすでにお話ししたとおり、これは予想内の結果。なぜなら野党、反対派はボイコットを呼びかけたのだから。
そしてむしろ注目は投票率だった。独立選挙管理委員会は42.42%と発表した。
これを驚きを持って受け止めたのが野党勢力。旧バグボ派のFPIは、パスカル・アフィ・ンゲッサン党首が「有権者の投票意志は低く、投票率は7%程度に過ぎない」と発表していた。結果発表を受け、FPIは「まやかしの開票結果、法を無視した手続き」と非難した。
しかしこれで憲法改正手続きは終了。現連立与党ドリブンの政局は最強化され、12月の国民議会議員選挙に突入して行く。
(つづく)