チョロリンの樹

「チョロリン」 これ小さい頃、多動でチョロチョロ動きまわる息子に、私がつけた愛称

母の手はあったかい

2008-10-05 18:41:55 | 家族
昨日遅く田舎から帰ってきた。
実家に1泊し、次の日は晴れ、 母と実家から少し離れた温泉に行き1泊してきた。

母ももうすぐ米寿である。歳は重ねたが、まだまだ目も耳もしっかりして、おしゃべりもなめらかである。
ただ足のほうが・・・いつも小さな乳母車ような、何かにつかまって歩くのは良いが、何もつかまるものがないと、足元がおぼつかない。

車の中以外は、ずっと手をつないでというか、手をしっかりと持って歩いた。
母の手はほんとうにあったかい

私は18歳でこちらに来たし、長女で下に弟が二人いたせいか、母と手をつないだとか、手を持ったという経験がない、あったのかもしれないが覚えていない、 この歳になって始めてしっかり母の手を持って半分支えながら歩いた。

旅館の廊下も足の裏がしびれていて、スリッパがうまく履けずすぐ脱げると言い、
もちろん温泉の大浴場も足を滑らせたら大変と思い、 少し気をつかった。

旅館の部屋では、ゆっくりくつろいで横になりながら、昔の話をしたり、噂話をしたり・・・母の兄弟のこと、孫のこと、ひ孫のこと、等いろいろしやべり、 
それから母は 「やっぱりじいちゃん(父)はよく働いてくれたし、ほんとうにやさしかったし、いちばん良かった」 と私にのろけた。
  
おいしい料理を食べ、温泉もゆっくり入ったし、なんともおだやかな、ほっこりとした気分になった1日であった。

今度、田舎に帰るのは、母の米寿のお祝いか、姪や甥の結婚式かになるかもしれない、
「また帰ってくるから、元気でね」と言い、こちらに帰って来た。


田舎へ帰ろう

2008-10-01 15:44:01 | 家族
この2・3日は雨が降り続き  うっとうしい日々だった。
今日は昼から青空が広がっている。  台風はどうなったやら・・・・・。

明日は田舎へ帰ろう、 母の顔を見に帰る。

もう80才台も後半になり、年が明ければ米寿である。元気ではあるがやはり歳は歳である。
母がゆっくりでも歩ける間にと思って・・・、実家から少し離れたところに宿をとり、1泊して温泉にゆっくり入り、子供の頃のこと、亡くなった父のことなど、いろいろ話もしてみたいと思っている。 親孝行の真似事である。 母の気分転換になればよい。

「楽しみにしている、気をつけて帰っておいで」と電話があった。

秋晴れのよいお天気が続いてくれますように・・・・。