チョロリンの樹

「チョロリン」 これ小さい頃、多動でチョロチョロ動きまわる息子に、私がつけた愛称

本を 売るなら~

2008-03-12 13:20:55 | 家族
長男が転勤のたびダンボールに本をいっぱい詰めて、我が家に送ってきた。
それが納戸に何個もたまり、本人は年に2回お盆と正月に帰ってくるだけ、帰っている時、見たり読んだりしている様子もなく、動かすにも重いしじゃまになるし・・・。

年末に帰ってきた時、「ほんとうに置いておきたい本と、捨てていいものと分けなさい、そうじゃないとじゃまになるし全部捨てるよ」とどなった。

長男は小さい頃から本が好きで、よく本を買う。でも将来この家に帰ってくるかどうかもわからないし、置いておいても私にとってはじゃまになるだけ、

「もう整理しようと思っていた」と本人が整理を始め、いらない本を入れたダンボール何個かを「本を売るなら~○○○」 とコマーシャルしている店に持って行った。
いくらかは買い取ってくれたようだが、また、ゴソッと持って帰ってきた。
いっしょに行ったダンナは「こんな古本でも売れるんやな、わしの発想のなかにはなかったわ」と感心していた。

「残った専門書などは ○○書店だといくらかは引き取ってもらえると思う」と言って長男は帰って行った。

そのまましばらく納戸に入れておいたが、 暖かくなってきたのでダンナの古い専門書なども一緒に入れ、ダンボール4個、その○○書店に持って行ってみた。 お金にならなくても捨てるにも困るし、引き取ってくれたらありがたい。
その店の人、しっかり一冊づつ見て、少しの代金とわざわざもって来てくれたからと本は全部引き取ってくれた。
私はこれが一番ありがたかった。

わずかの代金だったが、帰り道ダンナと二人の昼食代にはなった。 
でもほんとうに古本て、売れるんですね!! ちょっとびっくり!!