ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

豊橋児童絵画展がミンスクで開催 2

2019-09-20 |   おりづるの旅
 画像のようにハーモニー絵画教室の生徒さんのほか、保護者の方々、スベートチ青少年教育センターの先生方も興味津々で、日本の子どもの描いた作品を見ていました。
 数多くの作品の中からどれをプリントアウトするのか、エレーナ先生はとても迷ったそうです。
 どの作品も甲乙つけがたく・・・といった心境だったと思います。
 選び方について、エレーナ先生にお話を伺うと、とりあえず「生活」「動物」「人物」「乗り物」「ユーモア」・・・というふうに先生なりにジャンル別をして、その中から2、3点ずつ選んだそうです。
 その際もやはり、日本人の子どもの生活が分かるものや、ベラルーシではあまり描かれないものを、ベラルーシの子どもたちに見ることを勧めたい、と言う理由で選んだと話していました。
 展示会にはベラルーシの児童雑誌の記者も取材に来ており、一輪車や恐竜の絵など、ベラルーシ人の子どもはあまり描かない題材に驚いていました。
 確かにベラルーシでは一輪車は子どもが習うものではなく、サーカスの曲芸師やピエロが乗っているものというイメージが強いです。
 恐竜の絵などはベラルーシ人の子どもでも喜んで描く子がいそうですが、もっと身近な実際に家で飼っているペットのほうに意識が行くのでしょうね。`(それと恐竜は龍とは別物ですが、あまりドラゴンのイメージはベラルーシ人の間ではよくないですね・・・キリスト教圏なので。だから恐竜に人気がないのかなとも思いました。)

 それと描かれている人物(日本人)の髪の毛と目がほぼ全員黒く塗られていると言うことにも、異国情緒を感じたようです。
 日本人の私からすれば、当たり前のことなのですが、やはり外国の人から新鮮な観点で、日本の絵画作品を鑑賞してもらうのはいいことですね。
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