ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2022年11月18日。ウクライナ侵攻から269日目

2022-11-18 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年11月18日。
 雪が降る中の通勤です。

 ベラルーシでは今月22日から国内のマクドナルドが撤退し、ロシアの『フクースナ・イ・トーチカ」に変わるため、各地の店舗で「マクドナルド」と書かれた看板が次々取り外される作業が進んでいます。
 ベラルーシ大統領は、マクドナルドの代わりはベラルーシ人が担うべきだと発言しました。つまり外国の商品ではなく自国の商品で十分代わりになるということです。
「パンを半分に切って、肉、ジャガイモ、レタスを詰めることはできる。」
と述べましたが、ハンバーガーの中にジャガイモ(フライドポテト?)は普通、はさみませんよね。
 と思っていたら、ベラルーシ大統領はハンバーガーそのものを一度も食べたことがないのだそうです。
 普段の食生活は、朝は卵3個、昼食は肉、夜は魚を食べてタンパク質を摂るようにしているそうです。このタンパク質メニューを「厳格に」守っており、一方でどれだけのタンパク質を摂るのかは「好きなだけ」だそうです。
 確かにファーストフードを食べるより、大統領が守っている食習慣のほうが体に良さそうです。
 まあ、それとは無関係にベラルーシではマクドナルドの撤退作業が続いているのですが、ロシアで起こったような駆け込み需要は、私が知っている限りでは見当たりません。
 すでに単価が高くなっていて、ファーストフードの類では高い部類なので、客離れが進んでいたからです。
 もちろん、ベラルーシ人の中にも「今のうちにマクドナルドを食べておこう。」と購入している人はいるでしょうが、少数派のようです。


 ヘルソン州で副知事だった親露派の政治家エカテリーナ・グバレワ氏が、ロシア当局に拘束されていたことが判明しました。ドネツク人民共和国の外相も務めていたこともある親露派なのにロシア当局から逮捕されてしまうんですね。
 「行方不明になった」と夫が16日に訴え、騒動が拡大。その後「自由の身」であることを夫が主張しましたが、夫は詳細を公表しないよう口止めされているそうです。この口止めされていること自体をこの夫がしゃべってしまっているのが問題だと思いますが・・・。


 ウクライナ西部の村に住んでいるうちの子の友人の話によると、とうとう計画停電が始まったそうです。人口の多い(消費電力の多い)首都キーウではすでに始まっていましたが、フメルニツキー原発がロシア軍の攻撃の影響では発電できない状態になったのがこの地域の村での停電の原因のようです。
 その子が住んでいる村では昼間は電気がなく、電気があるときを見計らってうちの子にネットでメッセージを送ってきてくれます。
 今大学3年生ですが本当に気の毒な世代です。大学に入学したときには、コロナで通学できず、オンライン授業。その後、通学できるようになったかと思ったらウクライナ侵攻が始まり、実家の村に帰省。またオンライン授業。田舎とは言えいつ攻撃があるかわからない。誤射もあり得る状態。そこへ停電。オンライン授業もできません。学びの機会が奪われています。(命があるだけまし、という人もいるでしょうが・・・)
 将来のウクライナ復興のために役立てる人材になるよう今のうちに勉強しておくことも大事なのですが、本当に残念です。

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