ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2023年1月27日。ウクライナ侵攻から339日目

2023-01-27 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2023年1月27日。
 ミンスクはほぼ一日小雪が降っていました。

 ベラルーシの独占禁止規制貿易省 によると今日、ゴメリのドゥルージュバ・パイプラインを通じた石油輸送の関税を9%引き上げることを発表しました。このパイプラインを通ってEU諸国に石油がトランジットされているので、またエネルギー価格が上昇すると思われます。

 国営ロシア通信などによると、モスクワのブヌコボ空港で今日、大統領府が管理する政府専用のミル8ヘリコプターが着陸に失敗し、機体を損傷しました。要人は乗っておらず、乗員にもけがはなかったそうですが、要人が乗る可能性があるヘリコプターが事故を起こすなんてめったに起こらないことが起こりました。


 ロシア外務省はエストニア大使に続いて今日、ラドビア大使に対し2週間以内に国外退去するよう命じたと発表しました。ラトビアもエストニアも今週、ロシア大使に国外退去を求めています。

 オデーサを訪問したフランスのコロンナ外務大臣 「ロシアのミサイルに感謝します。お陰で私は初めてシェルターの中での外相会談を経験することができました。コーヒーは温かかったですよ。メルシー。」
 死んでもいい覚悟でウクライナを訪れる人はやっぱりちがいますね。

 ノルウェーの警察当局は25日、ロシア民間軍事会社ワグネルの元指揮官とされ、逃亡先のノルウェーで亡命を申請していたアンドレイ・メドベージェフ氏を釈放したと明らかにしました。身柄の安全は大丈夫なのでしょうか。もしかするとノルウエーではない国に亡命するのかもしれません。

 国際原子力機関の事務局長は昨日、ザポリージャ原子力発電所周辺で大きな爆発があったとし、原発周辺に安全地帯を設置すべきだとの考えを再度示しました。それに対して今日、ロスエネルグロアトム社は同原発周辺の空間線量に異常はないと強調しています。

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