ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

バラノヴィチ文学愛好者会 2

2019-10-19 | 日本文化情報センター
 とりあえず、会員の皆さんにはロシア語訳で百人一首を読んでもらい、その中から好きな歌を一首選んでもらって、ロシア語で朗読。それを私が通し番号を頼りに日本語で朗読した後、綺麗な和風の短冊にお習字して、プレゼントしました。
 私は習字は得意ではないのと、こう言う場では墨が早く乾いてほしいのとで、筆ペンを選んだせいで、あまり正統な書道にはなりませんでしたが、バラノヴィチの皆さんには喜んでもらえたようで、良かったです。
 
 でもやっぱり無茶振りしてくる人がもう一人いて、私が、
「あなたが一番好きな百人一首の歌の番号は何番ですか。」
ときいているのに、
「私には短歌をプレゼントしなくていいです。それより、日本人にとっての幸せとは何ですか? それを漢字で短冊に書いてください。」
と言ってくるベラルーシ人中年男性会員。
「それは、人それぞれ違うと思いますが。ある人はお金がたくさんあったら幸せだ、と言うだろうし、他の人は、ストレスのない状態と言うだろうし、また他の人は・・・」
「ああ、お金とかご馳走とか、億ションとか高級車とか言う漢字は書かなくていいです。」
「じゃあ、日本人が考える幸福で、形のないものですか?」
「そうです。」
「そんな質問、難しいんですが。」
「じゃあ、日本文学の中における日本人の幸福とは何か、と言う質問に変えます。」
 かえって、質問が難しくなっている気がしましたが、
「日本文学の中に限定するんですか? (それでいてロシア文学の中にはないもののほうが嬉しがるんだろうなあ、この人。)じゃあ、これですかね。日本文学の中でも特に古い方の文学の中にはよく出てきます。」
と言うことで、「不老不死 健康長寿」と書いてその人には渡しておきました。(あくまで私見ですが。浦島太郎とか竹取物語とかによります。)
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