ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

アイスホッケーのワールドカップ始まりました

2014-05-09 | ベラルーシ文化
 とうとう5月9日(戦勝記念日ですが)アイスホッケーのワールドカップがミンスクで始まりました!
 街中では祭りムードが続いていますよ。
 

 興味ないわって言うベラルーシ人もいるでしょうが、これを機会にミンスクの街も英語の表示やツーリスト向けの地図やらが増えて、ようやく首都らしくなりました。(^^;)
 タクシー運転手にも英会話の講習を受けさせたりしていましたが、ちゃんと通じるかなあ。
 
 ホテルの数も倍に増えまして、求人広告があちこちに出ているんだけど、ワールドカップが終わったら閑古鳥が鳴かないのだろうか? と心配。
 いやそんなことない、ホテルがたくさんあれば、またこういう国際試合を招聘することもできるのである、という強気意見のほうが巷では優勢です。

 さて、今ミンスク中で(おそらくベラルーシ中で)このワールドカップのマスコットキャラクターであるズーブルがあふれかえっています。
 ズーブルという動物って何?と思ったかたはこちらをご参照ください。
 
 ベラルーシのシンボルであるズーブルが選ばれたのは当然ですね。
 ちなみに名前はヴォラトといいます。一般から募集して決まったんだけど、その理由は
「美しい響きで、いろんな外国語で表記してもほぼ同じになる音だから。」
だそうで、ホッケーとかミンスクにこじつけてるわけじゃないんですね。

 1年前から関連グッズなんかがあちこちで売られていますが、どうせ記念に買うならヴォラト君がついているのがいいかなあ、などと思っているうちに、ふと考えました。
 今日本ではゆるキャラというものが流行っているらしい。
 このズーブルのキャラはベラルーシ生まれのゆるキャラにはならんのか?
 いや、しかし、ゆるい感じはしないなあ・・・
 もっとまじめで頑張り屋さんのイメージだ・・・
 そもそもベラルーシにはゆるキャラってないのかなあ。
 これで町おこし(国おこし)ができないものか。ゆるキャラの経済効果は(人気が出れば)とてつもないらしいし。(日本の場合。)
 
 というわけで、私はベラルーシでゆるキャラを探すことにしました。

(続く)
 

(ちなみに・・・ズーブルの両脇にいる動物2匹ですが、最近全然見ないので、どうやらマスコットキャラクター候補に挙がっていたものの、却下されてしまったキャラのようです。
 左がヨーロッパオオヤマネコで、右がビーバーです。個人的にはベラルーシに生息している野生のやまねこが大好きなのですが、このデザインはかわいらしすぎて、ホッケー向きではないですね。
 ビーバーは・・・ゆるい・・・全然強さが感じられない。だから却下されたか・・・。でもゆるキャラとしては一番ですね。正式にキャラとしてこの世に誕生しなかったのが、残念です。)

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