2023年1月9日。今日は正教のクリスマスです。
気温はマイナス15度。
ロシア大統領はクリスマス停戦を指示したのに、結局双方ともに攻撃を続けています。クリスマスは関係なし。
ウクライナでは空襲警報が鳴ったそうです。
ウクライナ東部ルガンスク州知事は6日、ロシアが一方的に設定した停戦期間中の3時間に、ロシア軍が同州を14回砲撃し、集落への突入も3回試みたと通信アプリに投稿しました。
隣接するドネツク州でも、クリスマスイブにロシア側の砲撃があり、激戦地のバフムトと周辺で民間人2人が死亡しました。同州内の集合住宅や病院も被害を受けています。
一方、ロシア国防省はウクライナ軍が砲撃を続けたと主張しています。
セバストポリ市長は今日未明にウクライナ側からの無人機攻撃があり防空システムで迎撃したと通信アプリに投稿しました。
クリスマス停戦を言い出したのはロシアで、ウクライナは同意していません。だからウクライナが攻撃をするのは当然ですよね。
ロシア大統領は、モスクワ・クレムリンの大聖堂で行われたクリスマス礼拝に出席しました。公開された映像では、大統領がひとりで胸の前で十字を切る様子が映っていて、周りにほとんど人がいません。暗殺を恐れて人払いをしたのでしょうか。(クリぼっち・・・)
ロシア正教のキリル総主教は、正教会が民主主義と自由というスローガンの下で、現在迫害されており、このような状況下で、ウクライナで正教を維持するためには犠牲を払わなければならないと確信しているとロシアの国営テレビのインタビューで答えました。
さらにウクライナ人が西洋の価値観を受け入れれば、ウクライナは正教の聖地ではなくなるだろうとも強調しています。
ウクライナの首都キーウは正教の聖地です。私の夫の祖母は歩いてキーウの教会まで行ったこともあるそうです。江戸時代のお伊勢参りみたいですね。
ベラルーシ大統領はミンスクの聖エリザベータ修道院のクリスマス・ミサへ。
そこで大統領は聖エリザベータ修道院が前年、寄付金などをロシア軍兵士のために集めたことを「正しい行いをしている。」と称賛しました。
ロシアとベラルーシは兄弟なので、支持し続けていると主張、またウクライナとも兄弟であり、無視してはいけないと強調しました。
昨年4万5000人のウクライナ避難民がベラルーシに入国しましたが、支援を行っていることを助け合っていることの証拠と話しています。
多くのウクライナ人避難民がベラルーシの永住権を手にしました。
ベラルーシ大統領は、助けを必要とするすべての人に手を差し伸べることが常に必要であると述べました。
またベラルーシから出国したいわゆる反政権派のベラルーシ人に対しても、向かい合う時が来たと述べています。
簡単にまとめると・・・ベラルーシの政治に反対して出国したベラルーシ人のうち、明らかに法律違反を犯した者はきちんと裁かれて、責任を追わなくてはいけない。しかし、出国した人の中には深く反省した人もいると大統領は信じている。(すでに有罪判決が出て、服役も終えた人はきっと反省しただろう。)その人達を放置したままでいるわけにはいかない。国として国民と向かい合いましょう。・・・ということです。
慈悲深いですね。去年のイーベル平和賞受賞者の裁判が続いていますが、要するにベラルーシ大統領のスタンスとしては、厳しい判決が出る代わりに国民として深く悔改めよ、そうすれば、国は受け入れてあげるのです・・・という論理に基づいていると感じました。厳しい分、寛容の心も不快というこも言えるでしょう。
もっとも、国外にいるベラルーシ野党のメンバーがこれを聞いてベラルーシにすぐ帰国するとは思えません。
気温はマイナス15度。
ロシア大統領はクリスマス停戦を指示したのに、結局双方ともに攻撃を続けています。クリスマスは関係なし。
ウクライナでは空襲警報が鳴ったそうです。
ウクライナ東部ルガンスク州知事は6日、ロシアが一方的に設定した停戦期間中の3時間に、ロシア軍が同州を14回砲撃し、集落への突入も3回試みたと通信アプリに投稿しました。
隣接するドネツク州でも、クリスマスイブにロシア側の砲撃があり、激戦地のバフムトと周辺で民間人2人が死亡しました。同州内の集合住宅や病院も被害を受けています。
一方、ロシア国防省はウクライナ軍が砲撃を続けたと主張しています。
セバストポリ市長は今日未明にウクライナ側からの無人機攻撃があり防空システムで迎撃したと通信アプリに投稿しました。
クリスマス停戦を言い出したのはロシアで、ウクライナは同意していません。だからウクライナが攻撃をするのは当然ですよね。
ロシア大統領は、モスクワ・クレムリンの大聖堂で行われたクリスマス礼拝に出席しました。公開された映像では、大統領がひとりで胸の前で十字を切る様子が映っていて、周りにほとんど人がいません。暗殺を恐れて人払いをしたのでしょうか。(クリぼっち・・・)
ロシア正教のキリル総主教は、正教会が民主主義と自由というスローガンの下で、現在迫害されており、このような状況下で、ウクライナで正教を維持するためには犠牲を払わなければならないと確信しているとロシアの国営テレビのインタビューで答えました。
さらにウクライナ人が西洋の価値観を受け入れれば、ウクライナは正教の聖地ではなくなるだろうとも強調しています。
ウクライナの首都キーウは正教の聖地です。私の夫の祖母は歩いてキーウの教会まで行ったこともあるそうです。江戸時代のお伊勢参りみたいですね。
ベラルーシ大統領はミンスクの聖エリザベータ修道院のクリスマス・ミサへ。
そこで大統領は聖エリザベータ修道院が前年、寄付金などをロシア軍兵士のために集めたことを「正しい行いをしている。」と称賛しました。
ロシアとベラルーシは兄弟なので、支持し続けていると主張、またウクライナとも兄弟であり、無視してはいけないと強調しました。
昨年4万5000人のウクライナ避難民がベラルーシに入国しましたが、支援を行っていることを助け合っていることの証拠と話しています。
多くのウクライナ人避難民がベラルーシの永住権を手にしました。
ベラルーシ大統領は、助けを必要とするすべての人に手を差し伸べることが常に必要であると述べました。
またベラルーシから出国したいわゆる反政権派のベラルーシ人に対しても、向かい合う時が来たと述べています。
簡単にまとめると・・・ベラルーシの政治に反対して出国したベラルーシ人のうち、明らかに法律違反を犯した者はきちんと裁かれて、責任を追わなくてはいけない。しかし、出国した人の中には深く反省した人もいると大統領は信じている。(すでに有罪判決が出て、服役も終えた人はきっと反省しただろう。)その人達を放置したままでいるわけにはいかない。国として国民と向かい合いましょう。・・・ということです。
慈悲深いですね。去年のイーベル平和賞受賞者の裁判が続いていますが、要するにベラルーシ大統領のスタンスとしては、厳しい判決が出る代わりに国民として深く悔改めよ、そうすれば、国は受け入れてあげるのです・・・という論理に基づいていると感じました。厳しい分、寛容の心も不快というこも言えるでしょう。
もっとも、国外にいるベラルーシ野党のメンバーがこれを聞いてベラルーシにすぐ帰国するとは思えません。