ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2022年11月22日。ウクライナ侵攻から273日目

2022-11-22 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年11月22日。
 今日からベラルーシではマクドナルドがロシア企業フクースナ・イ・トーチカに切り替わるはずでしたが、少なくとも私の職場近くのマクドナルドはまだそのままでした。普通に営業していました。駆け込み客が押し寄せるといった混乱も見かけませんでした。

 国際原子力機関が、週末の間に砲撃があったウクライナ南部のザポロジエ原子力発電所を視察し、広範な被害を受けたものの、原子力安全に関する差し迫った懸念はないとの見解を示したと明らかにしました。
 やれやれ、と思いましたが、また砲撃を受けるかもしれず、心配は尽きません。


 そしてまた新たな懸念事項が・・・。ベラルーシが、ウクライナに侵攻したロシア軍を支援するために今冬に参戦するとの観測が広がっています。
 今まで参戦は避けて続けている姿勢のベラルーシ政府なのですが。
 あくまでウクライナ軍情報総局による予想なのですが、ロシア 軍特殊部隊がベラルーシの重要インフラ、特にオストロべツ原発への、偽旗テロ攻撃を計画。
 実際にそれが行われると、ベラルーシ政府も何らかのアクションを起こさざるを得ない・・・という状況に落ち入ります。
 実際はロシアの特殊部隊が秘密裏にオストロベツ原発の原子炉そのものではなく敷地内に攻撃。
 それをウクライナによるものとロシアが主張。
 ベラルーシ政府もロシアの主張にうなずくしかない。
 そうしたら、ウクライナに侵攻することに加担したくない(ベラルーシ軍にそんな余裕がない)と今まで言っていたけど、西側からの攻撃については、祖国防衛を理由に抗戦すると前から明言していたので、ベラルーシも動かざるを得ない。つまりベラルーシの参戦へという流れです。


 このような状況の中、ベラルーシ国防省は、国内での「秘密動員」の実施に関する推測を偽の情報としました。秘密動員とは表立って動員していないものの、静かに次々と動員されてしまうことのようです。
 そんなことしませんよとベラルーシ国防省が否定した形です。
 しかし国防省は、今年中に兵役の責任を負う全てのベラルーシ人のデータを検証すると発表していました。こういった発表が秘密ではないし、あくまで確認作業であって、動員ではないということです。


 ウクライナ保安局は今日、ロシア情報機関との関係が疑われるとして、首都キーウにあるキーウ洞窟大修道院を家宅捜索したと発表しました。
 この修道院はウクライナ正教会に属しているのですがが、大修道院が「ロシア世界」の中心地となったり、「破壊工作・情報組織」の潜伏先や武器の保管場所として使われたりするのを防ぐことだと説明しています。
 ウクライナ正教会に属している修道院なのにロシア情報機関との関係が疑われるとはどういうことなのでしょうか。
 ロシア大統領府は、今回の家宅捜索を非難。ロシア正教会も、ウクライナの信者に対する「脅迫行為」だと批判しました。
 キーウ洞窟大修道院、行ったことがありますけど、内部は複雑な迷路のような洞窟になっていて、確かにここに武器を保管したり、立てこもって籠城するには良い場所のように、今そう言われて初めて思いました。
 でも神聖な宗教施設ですよ。
 だれが修道院を武器保管場所にしようとするのでしょうか。やめてほしいです。
 しかし、家宅捜索して、何か怪しいものでも見つかったのでしょうか。

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