ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2022年12月13日。ウクライナ侵攻から294日目

2022-12-13 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年12月13日。

 ベラルーシ国防省は今日、大統領の命令に基づき、抜き打ちの軍事演習を開始したと発表しました。
 抜き打ち検査ということになっていますが、実際にはすでに予告されていました。国防省は、軍装備や人員の輸送を計画しており、特定の公道や地域で民間人の動きが制限されると発表していました。
 いよいよ今日始まったという感じです。こ演では、各部隊ができる限り早く指定場所にたどり着くことが求められ、安全と防御手段を確保しつつ、ネマン川とベレジナ川に橋を架けることが課題です。
 いきなり橋を架けないといけないんですね。けっこう難題では・・・と思いました。一応テロ対策も兼ねています。
 

 ベラルーシで新しい人事です。
 急死したマケイ外相の後、外務省第一次官を務めていたセルゲイ・アレイニク氏が新たに外相に任命されました。  また空軍および防空軍の副司令官だったアンドレイ・ルキャノビッチ氏は、空軍の司令官に任命されました。

 NATO加盟を目指しているフィンランドのアンティ・カイコネン国防相は育児休暇を取得しました。
 フィンランドでは、今年の8月1日に、性別に関係なく、育児休暇や社会保障を含む子供の世話をする権利を平等にする法律が施行されました。
 両親それぞれに 160日の育児休暇が取得でき、そこから最長63日まで他の配偶者に譲渡することができるそうです。
 フィンランド中央党議長は1月5日から2月28日まで続くカイッコネンの休暇中にマイク・リンティル経済相を後任に指名する意向であるとメディアの取材で語りました。
 国防相が育児休暇中に経済相が国防相の後任になるんですね。日本では考えられないですね。ベラルーシでもありえないですね。


 エストニア当局は、来年から鉄道会社オペレイルによるロシアとベラルーシの貨物の輸送を禁止します。
 ベラルーシ運輸省はこれに対し、この決定はエストニアのオペレイルにのみ悪影響を及ぼし、ベラルーシ側の利益には影響しないと述べました。