ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2021年11月7日、ロシア革命記念日

2021-11-07 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年11月7日、今日はロシア革命記念日で祝日なのですが日曜日と重なったため、どちらにせよ休日ですね。

 ミンスクの地下鉄オクチャブリスカヤ駅で、不審物(カバン)が見つかったため、45分間駅が閉鎖されました。
 オクチャブリスカヤとは十月という意味で、つまり十月革命のことを表している駅名です。この十月革命が今日のロシア革命のことなのですが、どうしてじゃあどうして11月に記念日なのかと言うと、分かりやすく言えば旧暦と新暦の間にずれがあるからです。
 ロシア革命記念日の今日、十月(革命)駅で不審物が見つかたので、「テロ? 爆発物?」と関係者は慌てたと思います。
 もっとも事件性はなかったようで、よかったです。


 今日が祝日だからなのかもしれませんが、ベラルーシ国民の男女比の統計発表がありました。
 国民全体で言うと、46.2%が男性。過半数にも至りません。
 以前20代後半男性セルゲイさんと話をしていたら、「ベラルーシは男の数が少ないから、結婚できるチャンスが大きい。僕は絶対結婚できるもんね。(数少ない男性をめぐって大勢の女性が奪い合いをするイメージ)」とニコニコしながら話していました。が、続きをお読みください。

 15歳以下で見ると、男性1000人に対して、女性948人。(学校のクラスでも、とにかく男子が多い。)
 15歳以上63歳以下で見ると、男性1000人に対して、女性930人。(ほとんどの人がこの年令のときに結婚する可能性が高いので、少ない女性を多い男性が奪い合いをするイメージ。)
 63歳以上で見ると、男性1000人に対して、女性2435人。(おばあちゃんだらけ。セルゲイさんはおばあちゃんたちからモテモテになりたっかったのか?)

 要するに、ベラルーシ人男性は過半数を越えて数多く生まれるが、平均寿命が短く、長生きする男性は女性の2分の1以下、ということです。

 そしてベラルーシでも、日本と同じく高収入の男性はモテて、結婚できる可能性が高いですが、低収入の男性はモテませんし、昔みたいに「いつまでも独身なんて恥ずかしい。一人前じゃない。身を固めろ。」といった意識がありませんから、「まだ独身です。結婚したいけど相手がいない。もう一生独身でいいや。」というベラルーシ人がとても増えました。

 ベラルーシもこれから少子化問題が増えてきそうです。若い人で家庭を持っていても、家族揃って外国に移住する人も増えているし(この点は日本とは共通しないですね。)結局外国生まれのベラルーシ人が増えそうです。こうして人口が減っていきます。

ベラルーシのコロナウイルス感染者61万3927人。死者数4745人

2021-11-07 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年11月7日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者は613927人になりました。1日の新規感染者数は1912人で、新規検査数は33205件とどちらの数にもほとんど変化がありません。

 死者数は4745人です。

 590252人が回復しました。

 984万件を越える検査数となりました。

 今日でベラルーシの学校は秋休みも終わり。明日からまた学校が始まります。

 ベラルーシ保健省は国内の地域の中で最も感染者数が多いのはミンスク、そしてミンスク州であると発表しました。人口が多いので感染者数が多いのも分かりますね。