11月9日にビタペクト3と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第185回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
今回はセルロースを4個、そして「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを2部渡しました。
これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2365個、セルロースの合計は55個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2112部となりました。
今回で通算200回目の配布となりました。
延べ人数ですが、2365人の子どもにビタペクトを、約46人の子どもにセルロースを、2112家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。
(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215
(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13
(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b
(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1
(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html
(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42
(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)
http://www.belrad-institute.org/
(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80
現在のところビタペクト3のチェコからの搬入がなく、代わりにセルロース(1個で1人分)を配布することになりました。
チロ基金は以前にもビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a
今回はこちらの投稿記事でご紹介しているタイプのロシア製セルロースを1人1袋(150グラム)渡すことになりました。
今回は2家族がブレスト(チェルノブイリ原発から約440キロ)からSOS子ども村に保養滞在していました。
(家族A)
お母さんが5人の子どもを引率していました。
この家族には2個のセルロースを渡しました。▽の印の子どもに1個ずつセルロースを渡しています。それぞれの測定結果はこのとおりです。
母親(事故発生時6歳) 11ベクレル
長女(14歳)15ベクレル
長男(12歳)22ベクレル ▽
次女 (8歳)15ベクレル
三女 (5歳)20ベクレル ▽
四女 (2歳) 7ベクレル
子どもたちに健康状態についてお母さんにお話をうかがいました。
長女生まれつき持病がありましたが、現在は治っています。長男は偏平足でよく足の痛みを訴え、長時間歩くことができません。この2人は毎年ベラルーシ国内のサナトリウムで保養しています。
次女はアレルギー体質です。会わないシャンプーを使うと湿疹が出ます。またかんきつ類のアレルギーがあります。また手足の関節によく痛みが出るそうです。
三女は視力の低下が見られます。
お母さん自身は腎臓結石、甲状腺肥大、肝臓の病気、胃炎・・・と持病が多いのですが、
「自分のために治療費を使うのはもったいない。子どものためにそのお金を使いたい。」
とあまり病院にも行っていないようです。お母さんの健康も大事だと思うのですが・・・
このお母さんはチェルノブイリ原発事故が起きたとき、ブレストではなく、おばあちゃんの家で暮らしていました。場所はイワツェビッチで、チェルノブイリ原発から350キロの場所です。事故が起きたとラジオのニュースで知ったおばあさんは慌てて、孫たちに
「しばらく家から出て行けない。」
と言って、外に出そうとしなかったそうです。
その後、このお母さんは結婚を機に15年前ブレストに引っ越したそうです。
子どもたちは全員ブレスト生まれです。
(家族B)
母親(事故発生時9歳) 7ベクレル
長男(14歳) 4ベクレル
次男 (8歳)24ベクレル ▽
次女 (6歳)18ベクレル ▽
三男 (4歳)14ベクレル
三女 (3歳)18ベクレル
この家族には19歳の長女がいますが、保養滞在の年齢制限があるため、同行していません。
お母さんに子どもたちの健康状態について話をうかがいました。
長男は慢性胃炎で、投薬と食事療法を行っています。持病があるため毎年サナトリウムで保養滞在しています。このサナトリウムは胃炎の病気を持っている患者専用のサナトリウムです。
次女は冷たい物を飲むとすぐに喉が腫れてしまいまいます。子どもたちは全員風邪を引きやすいそうです。
お母さん自身は慢性的背中と足が痛み、ときどき点滴を受けているそうです。
今回も子どもたちに折り紙、折り鶴、折り鶴の作り方(千羽鶴プロジェクト)、日本語で子どもの名前を書いた絵葉書、着物から作った巾着袋をプレゼントしました。
子どもたちは漢字にすごく興味を示し、勉強したいとまで言っていました。「忍者になりたい。」と言い出す男の子もいました。
最後になりましたが、セルロースのの購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙や絵葉書、巾着袋など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。
ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。
今回はセルロースを4個、そして「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを2部渡しました。
これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2365個、セルロースの合計は55個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2112部となりました。
今回で通算200回目の配布となりました。
延べ人数ですが、2365人の子どもにビタペクトを、約46人の子どもにセルロースを、2112家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。
(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215
(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13
(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b
(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1
(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html
(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42
(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)
http://www.belrad-institute.org/
(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80
現在のところビタペクト3のチェコからの搬入がなく、代わりにセルロース(1個で1人分)を配布することになりました。
チロ基金は以前にもビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a
今回はこちらの投稿記事でご紹介しているタイプのロシア製セルロースを1人1袋(150グラム)渡すことになりました。
今回は2家族がブレスト(チェルノブイリ原発から約440キロ)からSOS子ども村に保養滞在していました。
(家族A)
お母さんが5人の子どもを引率していました。
この家族には2個のセルロースを渡しました。▽の印の子どもに1個ずつセルロースを渡しています。それぞれの測定結果はこのとおりです。
母親(事故発生時6歳) 11ベクレル
長女(14歳)15ベクレル
長男(12歳)22ベクレル ▽
次女 (8歳)15ベクレル
三女 (5歳)20ベクレル ▽
四女 (2歳) 7ベクレル
子どもたちに健康状態についてお母さんにお話をうかがいました。
長女生まれつき持病がありましたが、現在は治っています。長男は偏平足でよく足の痛みを訴え、長時間歩くことができません。この2人は毎年ベラルーシ国内のサナトリウムで保養しています。
次女はアレルギー体質です。会わないシャンプーを使うと湿疹が出ます。またかんきつ類のアレルギーがあります。また手足の関節によく痛みが出るそうです。
三女は視力の低下が見られます。
お母さん自身は腎臓結石、甲状腺肥大、肝臓の病気、胃炎・・・と持病が多いのですが、
「自分のために治療費を使うのはもったいない。子どものためにそのお金を使いたい。」
とあまり病院にも行っていないようです。お母さんの健康も大事だと思うのですが・・・
このお母さんはチェルノブイリ原発事故が起きたとき、ブレストではなく、おばあちゃんの家で暮らしていました。場所はイワツェビッチで、チェルノブイリ原発から350キロの場所です。事故が起きたとラジオのニュースで知ったおばあさんは慌てて、孫たちに
「しばらく家から出て行けない。」
と言って、外に出そうとしなかったそうです。
その後、このお母さんは結婚を機に15年前ブレストに引っ越したそうです。
子どもたちは全員ブレスト生まれです。
(家族B)
母親(事故発生時9歳) 7ベクレル
長男(14歳) 4ベクレル
次男 (8歳)24ベクレル ▽
次女 (6歳)18ベクレル ▽
三男 (4歳)14ベクレル
三女 (3歳)18ベクレル
この家族には19歳の長女がいますが、保養滞在の年齢制限があるため、同行していません。
お母さんに子どもたちの健康状態について話をうかがいました。
長男は慢性胃炎で、投薬と食事療法を行っています。持病があるため毎年サナトリウムで保養滞在しています。このサナトリウムは胃炎の病気を持っている患者専用のサナトリウムです。
次女は冷たい物を飲むとすぐに喉が腫れてしまいまいます。子どもたちは全員風邪を引きやすいそうです。
お母さん自身は慢性的背中と足が痛み、ときどき点滴を受けているそうです。
今回も子どもたちに折り紙、折り鶴、折り鶴の作り方(千羽鶴プロジェクト)、日本語で子どもの名前を書いた絵葉書、着物から作った巾着袋をプレゼントしました。
子どもたちは漢字にすごく興味を示し、勉強したいとまで言っていました。「忍者になりたい。」と言い出す男の子もいました。
最後になりましたが、セルロースのの購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙や絵葉書、巾着袋など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。
ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。