ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

第17回世界パズル選手権がミンスクで開催されました

2008-11-10 | ベラルーシ生活
 10月27 日~11月1日にベラルーシ・ミンスクにて「第17回世界パズル選手権(17th World Puzzle Championship)」が開催されました。
 もちろんベラルーシでは初開催です。
 実はこういうパズルの世界選手権というものがある、ということすら私は全然知りませんでした。でももうすでに17回目の開催なんですねえ。
 参加した日本チームは22か国中、2年連続の団体準優勝をおさめました。すごいですねえ。
 (このパズルの問題、どれも私は全然できないと思います。)(^^;)
 
 画像満載の詳細レポートは日本チームの代表者を決定する「日本パズル選手権」を主催している出版社「世界文化社」のHPから見ることができます。ぜひご覧ください。

http://jpc.puzzler.ne.jp/

(話はそれるのですが、日本チームを引率し、このレポートを書いた世界文化社のHさんは、宿泊先のホテルのロビーで財布を落としたそうです。最悪。ホテルの従業員は「このホテルには物を盗むような人間は働いていません。」とホテルの従業員が拾って懐に入れたことは否定。そりゃそうですよね。しかし、ホテルには不特定多数の人間が出入りできます。明らかに泥酔状態の人間は入り口で追い返されますが。だから、悪者がいないわけではないので、ホテルと言えど、ベラルーシでは落とした財布は見つからない、と考えて注意してください。)

 「世界パズル選手権」の公式サイト(英語)からは成績の結果一覧が見られます。開催国のベラルーシの選手ももちろん参加しています。ベラルーシでもこんなパズル選手がいるとは・・・全く知りませんでした。

http://wpc2008.org/results


 9月のクレー射撃ワールドカップ(詳細はこちら。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/e2ff1b7a797dc9b88c6f7eb35afe9d30


といい、今回の世界パズル選手権といい、国際大会がミンスクで開催されると、
「ああ、ミンスクも一国の首都らしく、知名度が上がってきたか・・・。」
と感慨深いものがありますねえ。(^^;)
 この間もサッカーでベラルーシとイギリスがミンスクのスタジアムで試合をして、イギリス人サポーターがどっとやってきて、警察が走り回っておりました。
 ミンスクでこんなに大勢のイギリス人がまとめてやってくること自体が、初めてですからねえ。

 この調子で、ベラルーシも世界的に知名度を上げて、
「ベラルーシ? ミンスク? どこそれ?」
と言われなくなる日が早く来てほしいものです。
 ちなみに日本人だけではなく、他のヨーロッパの国の人でも、ベラルーシのことを知らない人がいっぱいいます。隣の隣のドイツでも知名度が低くて、ロシアのどこかだと思っている人が多いそうです。

 しかし、このようなパズル選手権に出場した多くの国の選手のみなさんは一生、ミンスクに行ったことを忘れないでしょうね。