ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

モロジェチノ図書館「日本を愛する人の会」 (10)

2024-03-17 | 日本文化情報センター
 私の個人的な感想は、モロジェチノに行ったら、そこに日本のコギャルさんがいたのが一番の思い出になりました。

 やっぱり、日本でもギャルメイクやファッションに否定的な人たちが大勢いると思うのですが、ベラルーシは日本の流行など知らない人がほとんどなので、ベラルーシ人ギャルは日本以上に目立ってしょうがないし、ベラルーシではなかなか理解されないそうです。
 メイクの仕方や服装が、変だとかキモいとか批判されることが日本より多いようです。
 でもyunasussygirl47さんは、自分に自信を持って常に堂々としているし、アンチの意見も跳ね飛ばしています。
 また今回の「日本を愛する人の会」には、yunasussygirl47さんのお母様も見に来ていました。お母様がyunasussygirl47さんのことを応援しているようすを見て、親子揃って芯が一本通っているように私には感じられました。

 私も日本文化が大好きだというベラルーシ人をこれからも応援したいと思っています。 



 リンク先リスト

 日本文化情報センターのYouTube動画チャンネルでのご紹介はこちらです

 yunasussygirl47さんのインスタはこちらです。Tik Tokはこちら
 
 ミンスクのコスプレーヤー、yoskenさんのインスタグラムはこちら。Tik Tokはこちらです。

 Vismutさんのインスタグラムはこちら。Tik Tokはこちらです。

 モロジェチノ新聞の掲載された記事のリンクはこちらです。(ロシア語)

ミンスク市立中央児童図書館の公式HPでの紹介記事はこちらです。(ロシア語)


モロジェチノ図書館「日本を愛する人の会」 (9)

2024-03-17 | 日本文化情報センター
 今回モロジェチノ中央図書館の書庫の片隅で、着替えたりメイクしたり歌のリハーサルをしたのですが、その書庫でもコスプレの人たちは撮影会してしまうんですね。私もこそっと撮ってしまいました。でも隠し撮りしているのすっかりばれていますね。

(10)へ続く。

モロジェチノ図書館「日本を愛する人の会」 (8)

2024-03-17 | 日本文化情報センター
 コスプレーヤーのお二人は今日のイベントに向けて、衣装を手作りしました。帽子や手袋も自作です。
 かつらもいわゆる「あほ毛」を手作りしてボタンで止めています。ベラルーシには材料にになる布地が売っていないので、着物(?)の柄を自分で手描きしたりして、作るのが大変です。
 (実際のこのボーカロイドは下駄を履いているのですが、さすがに下駄ではダンスができないので、そのあたりは再現していません。)
 とにかくコスプレーヤーさんたちのコスチューム作りにかける情熱には驚きます。
 ちなみに私以外の4人の参加者は現実世界では、3人が大学生(専門は全員理系)で、1人が訪問介護のヘルパーさんの仕事をしています。

(9)へ続く。

モロジェチノ図書館「日本を愛する人の会」 (7)

2024-03-17 | 日本文化情報センター
 ここからはおまけになってしまいますが・・・
 モロジェチノ中央図書館は広くてきれいで、しかも中でいわゆるインスタ映えする写真を撮り放題なのです。
 図書館に本を借りに来るだけではなく、このようにオープンにして、とにかく来館者数を増やそうと努力しているわけです。
 せっかくなのでこの図書館にミンスクから来たので、コスプレの方々は大喜びで撮影会をしていました。
 私も自分のカメラで撮ってみましたので、何枚か公開します。
 これは図書館の中央階段です。
 
(8)へ続く。

モロジェチノ図書館「日本を愛する人の会」 (6)

2024-03-17 | 日本文化情報センター
 今回はミンスクを飛び出し、モロジェチノへ行ってよかったです。
 イベントの後は、希望者のみなさんがいっしょに写真を撮りたがってもみくちゃになりました。
 この画像は出演者のみんなで記念撮影したものです。
 モロジェチノ中央図書館のみなさん、どうもありがとうございました!
 またミンスク組4人の往復交通費を支援してくださったチロ基金支援者の皆様にも感謝しております。

(7)に続く。

モロジェチノ図書館「日本を愛する人の会」 (5)

2024-03-17 | 日本文化情報センター
 そして次はお待ちかね、バラノヴィチ出身のマルガリタさんのJ-POPです。
 会場がそんなに広くないので、マイク無しでOKの声量で2曲を熱唱してくれました。曲目は「狂乱 Hey Kids!!」(アーティスト名: THE ORAL CIGARETTES)と「前前前世」(アーティスト名: RADWIMPS )です。
 日本語でこんなに歌える人がベラルーシにいるということで、来場者のみなさんはびっくりしていました。
 
 こんなに上手に日本語の発音ができるようになったのは、日本語を教えているT先生のおかげと褒められましたが、正しくはマルガリタさんの才能と努力の賜物ですよ。

 マルガリタさんの歌も動画で聞くほうがいいので、近日中に日本文化情報センターのYouTubeチャンネルで動画公開します。しばらくお待ち下さい。

(6)に続く。


モロジェチノ図書館「日本を愛する人の会」 (4)

2024-03-17 | 日本文化情報センター
 yoskenさん、Vismutさんは、ボーカロイド曲「千本桜」に合わせてダンスも披露してくれました。

(5)に続く。


モロジェチノ図書館「日本を愛する人の会」 (3)

2024-03-17 | 日本文化情報センター
 次にミンスクのコスプレーヤー、yoskenさんとVismutさんがボーカロイドの鏡音レンとKAITOのコスプレで登場。
 yoskenさんがコスプレについてのプレゼンを発表しました。コスプレの歴史からボーカロイドの説明までしました。ベラルーシでは知らない人もたくさんいますからね。

 (4)に続く。

 


モロジェチノ図書館「日本を愛する人の会」 (1)

2024-03-17 | 日本文化情報センター
 2024年3月17日、モロジェチノ中央図書館で「日本を愛する人の会」が行われました。
 2月4日にはバラノヴィチ中央図書館でも同じ名称の日本文化紹介イベントを行ったのですが、両図書館で働いている司書さん同士がお友達なのです。
 バラノヴィチ中央図書館でのイベントを聞いたモロジェチノ中央図書館外国語文学コーナー担当の司書、タチヤーナさんから私に電話がかかってきて、「うちの図書館でも同じイベントをしてください。」と頼まれました。
 あっという間に話がまとまり、今日モロジェチノへ行ってきました。

 日曜日ということもあって会場は満席。タチヤーナさんが宣伝に力を入れたため、大勢の人が集まりました。
 それとテーマも日本のサブカルチャーということで、若い世代の人たちが入りやすくなったと思います。

 どうして今回はサブカルチャーをテーマにしたかというと・・・バラノヴィチでも参加した日本語シンガー、マルガリタさん、そしてミンスクのコスプレーヤーyoskenさんとVismutさんも出演することになった他、地元モロジェチノのコスプレーヤー、yunasussygirl47さんも参加してくれることになったからです。
 そのyunasussygirl47さんがアニメのコスプレだけではなく、日本のギャルファッションも紹介できると聞いたので、モロジェチノでは、日本のサブカルをテーマにすることに決まりました。
 
 マルガリタさん、yoskenさん、Vismutさんといっしょにミンスクからモロジェチノへ電車で出発。モロジェチノはミンスクから近いので移動も楽ですね。
 そしてモロジェチノ在住のyunasussygirl47さんと合流して、中央図書館へ向かいました。

 会場ではコスプレとかアニメの話だけが聞きたい人が多かったと思うのですが、まずは私から日本の伝統的な着物文化について紹介しました。

 画像はその時のようすです。
(後ろに写っているのが、ベラルーシの図書館ではほとんどまだ導入されていないタッチパネル式の大型ディスプレイです。地方都市のモロジェチノのほうが首都ミンスクの図書館より進んでいます。
 と言いたいところなのですが、実際にはタッチしても反応が鈍いときがあったのと、古い時代の人間である私の操作の仕方に慣れておらず、もたもたしてしまったシーンもありました。
 うちの日本文化情報センターにも導入しようかと考えたときもあったのですが、ちょっと今はやめておこうと思いました。)

 着物の紹介に続けて、次はサブカルの一つであるギャル文化について、まずは私からご紹介しました。
 ギャルと言ってもいろいろな種類がありますよね。コギャル、姫ギャル、ガングロ、ギャル男などいろいろありますね。
 このように新しい文化を生み出すことができるのが日本の特色だと思います。
 
 そして私のプレゼンよりずっとおもしろいので、本物のギャルに登場してもらいました。

 (2)へ続く。
  

モロジェチノ図書館「日本を愛する人の会」 (2)

2024-03-17 | 日本文化情報センター
 モロジェチノ在住のyunasussygirl47さんです。
 アニメのコスプレをしているベラルーシ人は大勢いますが、日本のギャルファッションに身を包んでいる人は、yunasussygirl47さんだけではないでしょうか。
 yunasussygirl47さんも、ベラルーシで自分以外にギャルファッションをしている人を見たことはないと話していました。
 これからyunasussygirl47さんに影響を受けてベラルーシでもギャル人口が増えるかもしれません。ちなみにyunasussygirl47さんが好きなのはコギャルで、今後は姫ギャルに挑戦したいそうです。

 ミンスクからモロジェチノに到着して、yunasussygirl47さんと合流したときに、私はまちがってモロジェチノじゃなくて渋谷に来ちゃったのかとびっくりしましたよ。
 再現度が高いですよね。(コスプレではないので再現度とか言ってはいけないと思いますが。)

 yunasussygirl47さんがギャルについて、来場者の皆さんの前で語っているようすには、自分自身のギャル愛と自信を持っていることを私は感じました。モロジェチノの人たちが、地元にギャルが住んでいたとは知らなかったでしょう。今回のイベントに参加して有名人になりましたね。
 
 来場者の方からyunasussygirl47さんに質問で、「いつもそんな格好で通学しているんですか?」というものがありました。
 yunasussygirl47さんにとっては、ギャルファッションは特別な装いだそうです。(通学のときはギャルファッションではないということです。)
 でも、外出するときは必ずギャルスタイルの日本人もいると私から話すと、ベラルーシ人は驚いていました。

 (3)へ続く。



2023年12月日本語能力試験の結果について続報

2024-03-15 | 日本文化情報センター
 すでにご報告していましたが、昨年12月に日本語能力試験をロシアで日本語教室の生徒が受験し、合格者に認定証がベラルーシに郵送されてきました。

 今回はN3に合格した1名の記念写真を撮影しましたので、このブログでご報告いたします。(個人情報保護のため、画像の一部を加工しています。)

 2023年12月はN2とN3の2名のみの合格でしたが、N2合格者はすでにベラルーシを出国しており、記念写真はありません。

 モスクワで受験すると日本からモスクワに届いた認定証をちゃんとベラルーシに転送してくれます。
 ペテルブルグで受験した場合、日本からペテルブルグに送られた認定証はベラルーシへ転送してくれず、原則合格者本人がベラルーシからペテルブルグへ取りに行かなければなりません。
 その分、モスクワの受験料が高いのですが、やっぱりベラルーシまでちゃんと届けてもらえるとありがたいですね。
 重要なのは合格することです。

 日本語学習者に支援をくださっている皆様には生徒に代わり、厚くお礼申し上げます。今後も勉強をがんばります!
 

2024年7月、日本語能力試験がミンスクで予定されています

2024-03-14 | 日本文化情報センター
 今日、日本語能力試験が5年ぶりにミンスクで行われることが正式に発表されました。弊センター日本語教室の生徒は大喜びです。これでロシアへ越境受験しなくてよくなりました。
 が、今年7月7日に日本語能力試験がミンスクで予定されていることは、今年の2月1日に日本語能力試験の公式HPで発表されていたのです。
 以前は2月下旬に受験料などの発表があり、申し込み締切は3月15日頃だったので、2月1日から毎日、ミンスクの試験実行委員会(日本大使館)のHPを確認しては、いつから申込受付が始まるのか調べていたのですが、全くHPが更新されていませんでした。
 HPの内容が1年前の「2023年の試験中止」が表示されるだけで、「2024年ミンスクで試験が予定されています」という表示すらなし。しびれを切らした生徒が日本大使館に電話しても、HPをチェックしておいてください。と言われるだけ。せめて「3月◯◯日にHP更新予定。日本語能力試験ミンスクについて発表します。」と言ってくれればいいのに。

 そうしたら、今日突然HPで発表されました。が、申込みの方法がオンラインではないのに、締切は3月29日。
 申込み方法がオンラインではないというのはどういうことかというと、大使館のHPから書類をダウンロードでしてプリントアウトしてそこに必要事項を記入。顔写真を撮ってきて貼って、銀行へ受験料を振り込み、領収書を同封して封筒に入れて、郵便局で封筒と切手を買って、大使館宛に郵送しないといけないということです。
 大使館は土日は休みで、ミンスク市内の郵便配達も最低2日はかかります。そして直接窓口に提出するのは禁止。封筒に入れて郵送しないといけないのに、締切日までの消印有効ではなく、今月29日大使館必着です。ということを3月14日に大使館HPにひっそり発表・・・。
 申込用紙の記入内容に不備がなければいいですが、それにしても3月26日には投函しないといけないでしょう。
 けれど、地方に住んでいる人はもっと早く投函しないといけません。
 実質の締切は3月19日ではなく、もっと早いです。

 というわけで、今、生徒全員、銀行や郵便局を走り回っています。大変です。

 しかし、隣国へ越境受験するより楽なのでみんな必死です。

 一方で2年前は申込みが全て完了した後、試験の一ヶ月前にコロナではなく、国際郵便が届かないから、という理由でいきなり中止になり、受験料が払い戻しになった経験があるので、とにかく実際に試験が行われることを祈るばかりです。

第35回伊藤園お〜いお茶新俳句大賞に日本語教室の生徒が応募しました

2024-02-29 | 日本文化情報センター
 毎年2月末日が締切の伊藤園お〜いお茶新俳句大賞。今年は閏年で1日時間の余裕がありましたね。
 第35回伊藤園お〜いお茶新俳句大賞に弊教室の生徒が23名応募しました。半分ぐらいが今回初めて俳句を作った生徒です。
 俳句作りはまだまだ未熟な生徒が多いですが、興味を持った生徒が新たに増えました。
 できるだけ毎年挑戦したいですね。
 結果発表は今年の10月下旬なのでまだまだ先ですが、もしまたベラルーシから入選者が出たら、このブログ上でご報告します。



 

筑波大学「高校生アートライター大賞」を日本文化情報センターの生徒が受賞!!!

2024-02-14 | 日本文化情報センター
 日本文化情報センター日本語教室の生徒、クセニヤ・サウタさんが筑波大学主催の第10回高校生アートライター大賞日本語部門に挑戦したところ、今日、大賞を受賞していたことが公表されました!!!

 筑波大学アートライター大賞のHPのリンク先はこちらです。

 もうびっくりです! 先月末の第2次選考を通過したときは、日本語が母国語ではない外国人なので、ハンデがあるから大賞は無理でも何とか入選に入らないものか・・・と願っていました。
 わかりやすく言えば大賞は金メダル、優秀賞は銀メダル、入選は銅メダルみたいなものです。
 ただ、今回大賞に選ばれたのは4人、優秀賞に選ばれたのは16人、入選したのは32人です。
 予定では大賞3人、優秀賞17人、入選30人を選出するはずだったのですが、大賞受賞者の一人に選ばれて本当に運が良かったです。

 大賞と優秀賞受賞者の作品(作文)は優秀作品集に掲載され、ネット上で読めるようになりますので、また後日改めてお知らせします。
 
 今は表彰状と記念品の画材がベラルーシへ無事届くことを祈っています。

・・・・・

 続報です。
 4月に入り、筑波大学から表彰状と記念品が送られてきました。
 心配していましたが、無事に届いてよかったです。
(ベラルーシの税関から)
 記念撮影をしましたので、公開します。改めてサウタさん、大賞受賞おめでとうございます!
 記念品の絵の具で大好きな絵をたくさん描いてください。
 

バラノヴィチ図書館「日本を愛する人の会」(6)

2024-02-04 | 日本文化情報センター
 そしてもう一枚記念写真です。
 写っている男性はバラノヴィチ在住のビクトルさん。日本文化情報センター日本語教室の元生徒です。
 ミンスクに住んでいたときがあり、そのころは弊センターの授業に通っていたのですが、現在はバラノヴィチ市に住んでいます。日本語を忘れないように復習しているそうです。久しぶりに元生徒に会えてよかったです。
 
 帰りは電車だったのですが、バラノヴィチ駅までビクトルさんが送ってくれました。
 そしてバラノヴィチ市立中央図書館司書のナタリヤさん、オリガ・アレクサンドロヴナさんのおかげでスムーズにイベント進行が進みました。
 ミンスク・バラノヴィチ間の電車代はチロ基金から支援していただきました。
 日本、バラノヴィチ、ミンスクからのご協力のおかげです。
 支援者の皆様には心から感謝申し上げます。

 日本より小さい国のベラルーシも意外と広く、あちこちに日本文化ファンがいるので、理解のある図書館のあるところへはできる限り出張レクチャーに行きたいと考えています。
 

 こちらはバラノヴィチのメディアのリンク先です。記事はロシア語ですが、画像が見られます。


YouTubeで動画を公開しました。リンク先はこちら
 
VismutさんがTiktokで動画を作成してくれました。こちらをご覧ください。