ひよりの日々ノート

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図書館で懐かしい絵本を見た

2017-02-23 22:27:20 | 日記
図書館に行ってきました。最近行くようになった新しい図書館です。


子供の頃、図書館で本を借りるのが大好きで月に2回は通っていました。


1回につき5冊まで借りられて、それを月に2回だから10冊。
子供のころはたくさん本を読んだものです。


といっても子供向けの小説だからあっさり読めるものばかりですが。


子供のころ読んだ本は今思い出しても懐かしく当時の感動がよみがえってきます。


ときどき、図書館の児童書コーナーに行って絵本や小説を眺めます。


この間は、「モチモチの木」という絵本を見てきました。
小学1年生のころ読んだ懐かしい絵本です。


主人公の豆太は夜にひとりでトイレに行けない臆病っ子です。
両親は亡くなりおじいちゃんに育てられているおじいちゃん大好きっ子です。


私も恐がりでおばあちゃんっ子な幼児だったので、豆太にはめちゃくちゃ感情移入したのを覚えています。


豆太は怖がりで夜のトイレ(絵本の中ではレトロに雪隠と呼ばれています)に行けないのですが、これは昔のトイレ事情を考えると豆太のことを臆病と言って笑うことはできません。


豆太のころのトイレは家の外にあって、周りは深い山。街灯なんかもないので山の影は真っ暗です。そりゃさぞかし恐いことでしょう。



豆太はあることをきっかけに勇気を振り絞り、夜のトイレにいくどころか夜の山を突っ走って近くの村まで辿り着きます。


切迫した豆太の気持ちがよく伝わってくる物語で、ドキドキしながらお話を聞いていたのを思い出します。


黒を中心に使った切り絵の挿絵も印象に残る絵本です。
今も大事に読み継がれているんですね。
 
 
 
 

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