雪の朝ぼくは突然歌いたくなった

2005年1月26日。雪の朝、突然歌いたくなった。「題詠マラソン」に参加。3月6日に完走。六十路の未知の旅が始まった…。

060125 日々歌う

2006-01-25 06:58:16 | 日々歌ふ
火の気なき三畳の間で凍えしや堕ちし寵児の小菅で眠る

沈丁の仄かに赤らむ芽のありて春待つ心切なくなりぬ

谷中・根津・千駄木まとめ<谷根千>と森まゆみらの名づけし知恵よ
(谷根千=やねせん)

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夜の雪 (九介)
2006-01-25 09:18:42
冬篭りもやっと先が見えてきました。



   夜の雪はかの世の花とおぼえけり



   はりつめし気配もしるき夜の雪



   はつはつと息つぐ刻や夜の雪



   茫々とけむりし底に夜の雪



 「夜の雪」連作です。



   秋蝉はあをくひかりて老いてゆく



 ますます冴えわたる御作。これからも。



             
もうすぐ春です (髭彦)
2006-01-25 19:10:24
九介さん



句作の再開、うれしいです。



夜の雪はかの世の花とおぼえけり



ちょっとこわいような句ですね。



ぼくのほうは明日が短歌をつくり始めてちょうど1年目です。

それまでまさか歌を詠むなどと考えたこともなかったのですから、不思議なものです。

いまや歌なしの生活が考えられません。



お会いできるのを楽しみに。

春になればF先生も回復されることでしょう。

できればご一緒したいですね。



ありがとうございました。

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