リッスン・トゥ・ハー

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ブラスバンド部の颯爽

2007-08-07 | リッスン・トゥ・ハー
体育館に楽器が届く。搬送組は手際よく中に運び込む。そうして顧問の教師の指示によって楽器が配置され、パイプイスが微調整され、用意が整えられていく。そうこうしていると、なにやら黄色い声が遠くのほうできゃっきゃとするので、私は目をやると、制服姿の女子中学生が集団で、体育館の中に入ってくる。さすが箸が転げてもおかしい年頃だ。部長は会う大人会う大人すべてに、おはようございます、と挨拶し、それに続いて部員がおはようございます、と挨拶する。とても感じが良くて、私は、というか体育館にいる誰もが笑顔になる。女子中学生はきびきびとした動きでステージまで進み、それぞれ担当の楽器を手にし、調整する。私は、その仕草を見て、本当にただカッコ良いと思った。楽器というのは偉大だ。


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