リッスン・トゥ・ハー

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WARUNORI

2010-02-28 | リッスン・トゥ・ハー
アイスホッケーの決勝戦は壮絶であった。その祝賀会も負けず劣らず壮絶であった。選手どもは氷上で胴着のまま暴れ回った。たしかに試合は終わったのであるから、試合会場がどうなっても支障はないのであるが、選手どもは氷をたたき割り、それをがりがりと食らっている。まるでガリガリ君である。さらに胴着のまま、くんずほつれず、抱き合っているのか絡み合っているのか、それは見るものを複雑な気持ちにさせた。クレームは世界中から寄せられ、電話コーナーの職員はてんてこまいであった。24時間対応であって職員数も予算削減の結果5人でやっていたものだから、休む暇もなく対応し続けた。ナンシーはその一人で、安い賃金に文句を言いながら対応に右往左往した。ナンシーの恋人ケーシー高峰が彼女の携帯に連絡してきたがナンシーは出ることができず、それがきっかけになって二人は別れ、ナンシーは嘆き苦しみ、選手どもに対して裁判を起こした。


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