(その後1)
新幹線を降りる。京都の暑さが、生ぬるい風が、戻ってきたという事を思い出させる。熱気はふわんと体を包んで、うっとうしいような、なつかしいような不思議な気分。でもやはり母体の中にいるような、安心感は否めないわけです。これだから盆地は偉大だ。新幹線乗り場から電車乗り場へ向かう、途中、小腹がすいたわけで、うどん屋があり、そうだ関西風薄味がむしょうに食べたくなったわけで、入ります。外にあったメニュウの値段は高め、の設定となっていました。新幹線乗り場なんかに店出すからそうなるわけでしょうね。店内に客おらず、店員が遠慮がちに「天麩羅は終わりましたよ」と聞いてくるので、いやいやこちとら薄味のうどんを食したいのであります、という意味をこめて「大丈夫です~」と受け、隅っこのほうに案内されるままに座りますと、すぐさまお茶がでてきましたので、すぐさまメニュウを開いて、目に飛び込んできました「あんかけうどん」関西風薄味感は確実に薄いが、なんか惹かれるわけです。だって、色んな具が乗っている、里芋とかきのことか肉とかああおいしそうやな、と誘惑に負けまして、これよろしゅ、と指し示しまして「あい、かしこまりました」とそそそそそ後ろ引っ込んでいく。ふう、ああ、帰ってきたなあ、一息ついたわけです。
新幹線を降りる。京都の暑さが、生ぬるい風が、戻ってきたという事を思い出させる。熱気はふわんと体を包んで、うっとうしいような、なつかしいような不思議な気分。でもやはり母体の中にいるような、安心感は否めないわけです。これだから盆地は偉大だ。新幹線乗り場から電車乗り場へ向かう、途中、小腹がすいたわけで、うどん屋があり、そうだ関西風薄味がむしょうに食べたくなったわけで、入ります。外にあったメニュウの値段は高め、の設定となっていました。新幹線乗り場なんかに店出すからそうなるわけでしょうね。店内に客おらず、店員が遠慮がちに「天麩羅は終わりましたよ」と聞いてくるので、いやいやこちとら薄味のうどんを食したいのであります、という意味をこめて「大丈夫です~」と受け、隅っこのほうに案内されるままに座りますと、すぐさまお茶がでてきましたので、すぐさまメニュウを開いて、目に飛び込んできました「あんかけうどん」関西風薄味感は確実に薄いが、なんか惹かれるわけです。だって、色んな具が乗っている、里芋とかきのことか肉とかああおいしそうやな、と誘惑に負けまして、これよろしゅ、と指し示しまして「あい、かしこまりました」とそそそそそ後ろ引っ込んでいく。ふう、ああ、帰ってきたなあ、一息ついたわけです。
京都のあんかけうどんって、聞いた話では、油揚げにおろし生姜が乗っけてあって、上に片栗粉のあんがかかっている一品だとか。いろんなバリエーションがあるってことでしょうが、何にしても冬なんか良さそうですね。
ちなみに里芋とかきのことか肉とかのいろんな具があるうどんって、関東では「けんちんうどん」でしょうか。ただし、あんはかかってないし、色も濃いですけど。
そうそう油揚げもおろし生姜も入ってました!
かなり具沢山だったので、つい。
で、あんがあっついんです、かなりあったまりました。
そして、けんちん汁が好きなわたしはぜひそのけんちんうどんを食べておけばよかったと思ったのでした。