リッスン・トゥ・ハー

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スー・チーさん投票せず

2010-11-08 | リッスン・トゥ・ハー
「ど、ど、どうしたんですかいったい?」

「投票しませんわ」

「なぜ?」

「投票する気にならない」

「そんな」

「わたしが投票したくなるような工夫が必要ね」

「といいますと?」

「たとえば、投票所にさつまいもを焼いておくこと」

「焼き芋」

「それがあればちょっと立ち寄ってみようかしらと思うからね」

「しかし、投票所はそういう場所ではないのでは?」

「だったら投票しないから」

「わかりました配置します」

「あと、投票所にはんぺんを置いておくこと」

「はんぺん?」

「ちゃんと白身魚でつくった上品なやつをね」

「はあ」

「それがあれば投票しようかという気になるわ」

「わかりました」

「あと」

「まだ?」

「何か?」

「いえ、どうぞ続けてください」

「バナナジュースを置いてない投票所はただの電話ボックスよ」

「なんですかその暗示的な言い回しは」

「バナナジュースを置く」

「はあ」

「それから、飴やチョコレートなども必要、すぐにパワーになるからね」

「マラソンの給食ポイントみたいになってきましたよ」

「走っていくんだから仕方ない」

「いや、走らなくてもいいですよ」

「走りたいの」

「はあ」

「そうだ、たすきを用意して」

「たすき?」

「誰かから受け取って走り出し、投票ポイントで投票し」

「投票ポイントて」

「色々補給して去っていく」

「ちょっと無理です」

「じゃあいかない」

「投票の自由じゃい」


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