リッスン・トゥ・ハー

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君が微笑みかけた

2007-08-13 | 東京半熟日記
(ほんのちょっち山口編)

夏ですね。ぱあっと旅の季節山口に行ってきました。
ほんのちょっとだけ、山口にある島へ。

釣り人も真剣に魚なんぞを追っかける港からわたしは舟に乗る。朝早く、フェリーは修学旅行か研修旅行か学生らしき群れの巣となり、わたしは隅っこに追いやられる鼠であった。確実に。
そして、奴らはわいわいと人生の酸いも甘いも知ってる風な口調と表情で、互いの肩を叩き合って微笑む、君は曖昧に相づち打ってすぐに遠くのほうに目をやって瞬殺であります。船長、早く、この港から船を出して欲しいであります。そして、この大海原にぐいんと漕ぎ出す一艘の笹舟は嵐を突き抜けてたどり着いたのであります。

カンカンに照る太陽、わたしの頬を焦がせよ、精一杯。日焼け止めの、人類との戦いははじまっている。もう1世紀前からはじまっている。美白をほしいままにした、ある国の女王が手に入れた幸福など、とるに足りぬわ。

ようするに、そういうテンションだった。


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