潮風に乗って-北から南から

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本州最北ワイン、念願の初仕込み むつ・新設醸造場

2007年10月14日 | ともだち

2007年10月13日土曜日  河北新報
本州最北ワイン、念願の初仕込み むつ・新設醸造場

 本州最北のワイン「下北ワイン」づくりに取り組んでいる青森県むつ市川内町で12日、完成したての醸造場(ワイナリー)を使った初めてのブドウの仕込み作業が行われた。地元の悲願だった「生まれも育ちも川内産」の地場ワインが来年お目見えする。
 旧川内町では、1998年からブドウ栽培が始まり、2002年に商品化に成功。醸造は山梨県の業者に全面委託してきたが、地元の「デイリーワイナリー」(北村良久社長)が運営する醸造場が今年9月に完成し、念願の醸造にこぎ着けた。

 この日は、前日から収穫が始まったシェーンベルガーなど白ワイン用のブドウ6トンを使用。タンクに送り込まれたエメラルドグリーンの果汁は、半年ほどかけてワインに生まれ変わる。
 来週仕込みに入る赤ワインと合わせ、今年は約40トンの生産を予定。将来的にはヤマブドウを生かした新品種「北の夢」を主力に加え、100トン(フルボトル10万本分)の生産を目指す。

 志村富男工場長は「白ワインはフレッシュでさわやかな風味。風土に合った品種選びがうまくいった」と、手応え十分のようだ。
 低温や日照不足など悪条件に苦労を重ねてブドウを栽培してきた農業生産法人エムケイビニヤードの藤田景吉社長は「地元のブドウを地元で搾る夢がかなった。多くの人に飲んでもらえるワインにしたい」と意気込む。
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/10/20071014t22003.htm

2007年10月13日 土曜日 河北新報 に掲載されていました。
本州最北ワイン、念願の初仕込み むつ・新設醸造場

ぶろぐ掲載用に一部編集しています。(10/14掲載)
http://www.geocities.jp/nawatii02/07blog/07daily/1001/mutsu_1014.htm