潮風に乗って-北から南から

船や港に関係する地名を訪ねて、その土地の情報を発信します。

荒川の舟下り 急流避け始まる

2007年03月10日 | 名所旧跡

2007/03/10(土)NHK
荒川の舟下り 急流避け始まる

 今日のNHKニュースで、埼玉長瀞(ながとろ)町を流れる荒川の舟下りについて放映していましたので掲載します。
 http://nawata01.eco.coocan.jp/07TV_movies/NHK/NHK_saitama_20070310.wmv

 長瀞(ながとろ)町を流れる荒川で、冬の間、営業を休んでいた舟下りが、10日から再開されましたが、暖冬の影響で川の水が少なく、名物の急流を下るコースは運航が見合わされました。

 長瀞町の荒川の舟下りは、国の名勝の「岩畳」と呼ばれる岩場など美しい景観が人気で、去年は21万人が利用しました。
 10日は、水の神様をまつる岸辺で関係者が安全を祈ったあと、去年12月から休んでいた営業が再開され、船頭が操る20人乗りの川舟が繰り出していきました。
今年は暖冬の影響で荒川の源流付近の積雪が少なく、雪解け水も少ないことから、川の水位は例年より20センチほど低くなっています。

このため、名物の急流を下る3キロから6キロのコースは、川底に舟が接触する危険があるとして運航が見合わされることになりました。

 運営する会社では、当分の間、水深が深く流れの緩やかな場所だけを周遊する1キロほどにコースを短縮し、水量の回復を待って急流を下るコースを再開することにしています。
船頭の岩田清司さんは、「急流下りができなくて残念ですが、お客様にはゆったりとした舟の旅を楽しんで頂きたいです」と話していました。