潮風に乗って-北から南から

船や港に関係する地名を訪ねて、その土地の情報を発信します。

宮城県伊豆沼・内沼の蓮の花

2006年07月25日 | 

 2006/07/25(火)NHK
 今朝のNHKおはよう日本で、宮城県伊豆沼・内沼の蓮の花を放映していました。


 伊豆沼・内沼は1985年、釧路に次いで日本で2番目にラムサール条約-水鳥の保護と湿地的環境の保全を目的として、1971年にイランのカスピ海沿岸のラムサールで関係各国が集まって採択された条約-の指定登録湿地となり、その保全に国際的な責務を負うことになりました。

 【伊豆沼・内沼のプロフィル】
 伊豆沼・内沼は、宮城県北部仙北平野の中央にあって、空からみると、渡り鳥にとって目印になっていることがわかります。自然に川をせき止めてできた低地湖沼で、海抜わずか6mです。一見深そうに見えますが、一番深いところでも水深1.4m程度と大変浅い湖沼です。水辺にはヨシをはじめとするたくさんの植物が生息し、特にハクチョウが好んで食べるマコモイネ科の草が広く帯状に生えています。

 気候
 東北地方中部にありながら、冬でも一日中沼が氷でおおわれることはありません。1年のうちもっとも寒い1月中旬には、夜に0℃を下回り凍りますが、昼になると気温が上昇して融けてしまいます。また、仙北平野一帯は、東北地方最大の水田地帯であると同時に、雪の少ない平野として知られています。伊豆沼・内沼は日本で0℃線※が通る最も北の地域なので、冬になると多くの渡り鳥が飛来してきます。
伊豆沼・内沼の位置 38゜43'N141゜06'E
※0゜C線
1月の平均気温が0゜C以下となる地域とそうでない地域との境を0゜C線といい、渡り鳥はこの0℃線の南に渡って越冬します。

http://www7.ocn.ne.jp/~izunuma/
http://nakate.nawata01.com/06movie/NHK_lotus_20060725.wmv