潮風に乗って-北から南から

船や港に関係する地名を訪ねて、その土地の情報を発信します。

北極海の氷の減少を本格調査

2006年07月10日 | 

 7月10日 5時34分 NHK
 北極海の氷の減少を本格調査
 日本を含む北半球の気候変動に影響を与えるとされる北極海の氷の減少のメカニズムを解明しようと、海洋研究開発機構は、北極海の広い範囲に観測機器を設置し、水温や海流などの変化を調べることになりました。
 海洋研究開発機構によりますと、北極海の氷はこの10年の間に6%あまり減っており、海面の部分が増えることによって大気の流れが変わり、日本を含む北半球の気候変動に影響を与えるとされます。
 これまで氷が溶ける原因については、地球温暖化などが指摘されていましたが、最近の研究で、太平洋から流れ込む海流も影響していることがわかってきました。このため海洋研究開発機構は、氷が作られる北極海の太平洋側の海域や北極点付近など、広い範囲に観測機器を設置し、水温や海流、それに塩分濃度などを詳しく調べることになりました。研究グループは「氷の下を流れる海流の詳しい動きを調べ、北極海の氷が減少するメカニズムを解明したい」としています。
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