アファン の森に行きました。少し色づいた感じでした。この10年くらい、何十回と訪問しました。ニコルさんは足が良くなかったので、それほど一緒に歩く機会はありませんでしたが、研究成果を報告するととても興味を持ち、喜んでくれました。だから、森を歩いていても、いつも「ニコルさんに良い報告ができるような調査をしよう」という気持ちがありました。そういう気持ちがあったので、なんとなく一緒に歩いているような気持ちがありました。
それが今回はありませんでした。でも、ニコルさんの魂はこの森にあるのだという気持ちもあり、複雑でした。人の営みをよそに自然は無言で季節を刻みます。